箱根予選会のコロナ対策改訂 陽性者は当該選手だけ出場不可、チームは出場可

昨年の予選会
昨年の予選会

 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は2日、第97回箱根駅伝予選会(10月17日、東京・立川市)に出場する大学に向けた「新型コロナウイルス感染症 感染防止対策等の諸連絡」を一部改訂した。

 当初、3週間前(9月26日)以降に部員(選手、主務等)および監督、コーチなど、日々の活動を共にしている人がPCR検査、抗原検査において「陽性」反応があった場合、いかなる場合でも、チームとして出場を認めないとしていたが、出場、および会場への立ち入りが不可となるのは当該者だけとされた。

 また、2週間前(10月3日)以降に保健所から濃厚接触者と認められた際もチームとして出場を認められないとされていたが、当該者だけが大会前日までに健康観察期間が終了しない場合に出場および会場への立ち入りが不可となった。

 予選会の新型コロナウイルス感染防止対策は、日本陸連の「陸上競技活動再開のガイダンス」に沿って策定されており、日本陸連のガイダンスが9月30日に一部改訂されたことを受け、関東学連も同様の措置を取った。

 ハーフマラソン(21・0975キロ)の上位10人の合計タイムで10枠の本戦出場権を争う予選会は例年、陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールの公認コースで開催されているが、今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、無観客で陸上自衛隊立川駐屯地内の1周約2・6キロの滑走路を周回するハーフマラソン(公認コース申請中)で行われる。

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