青学大の「5年生」箱根ランナー・竹石尚人がTBS感謝祭の名物マラソンに参戦…来春は他系列の地方局に就職

竹石尚人
竹石尚人

 来年の箱根駅伝で2年連続6度目の優勝を目指す青学大の5年生、竹石尚人がTBS「オールスター感謝祭」(10月3日午後6時30分~)の名物企画のマラソンに“出場”することが2日、分かった。例年は東京・港区赤坂のTBS本社スタジオ周辺で赤坂マラソンとして行われているが、今回は新型コロナウイルス感染防止対策として郊外の別の場所で開催。原晋監督(53)も解説者を兼ねて「オールスター感謝祭」に出演する。

  • 2018年1月の箱根駅伝往路5区、2位でゴールする青学大・竹石尚人
  • 2018年1月の箱根駅伝往路5区、2位でゴールする青学大・竹石尚人

 竹石は2、3年時に箱根駅伝5区に出場。2年時は終盤、足がけいれんするアクシデントに見舞われながらも区間5位と踏ん張り、青学大の4連覇に貢献した。しかし、3年時は区間13位と苦しみ、3位から6位に後退。5連覇を逃す一因となってしまった。雪辱を期して臨んだ4年時は12月に左ふくらはぎを故障し、登録メンバー入りを辞退。その時に留年して、もう一度、箱根駅伝に挑戦する決意を固めた。

 登録上は「4年」ながら、実質、5年目のシーズンに突入した今季、序盤は故障がなかなか治らず、しかも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止が相次いだ。「故障は治らないし、治ったとしても大会や記録会がない。これから、どうすればいいのか、分からなかった。3、4月は本当にきつかった。気持ちは落ちるところまで落ちました」と振り返る。

 5月に入り、ようやく故障が回復。「やっと治り、5月頃から練習できるようになりました。6月に左太ももを少し痛めましたが、幸い、すぐ治った。7月から順調に練習を積めています」と話す。8、9月は、一日平均約30キロを走る過酷な夏合宿メニューをほぼ完璧にこなし、9月22日に行われた学内記録会5000メートルでは非公認記録ながら自身初の13分台をマーク。上り調子でTBS感謝祭の名物マラソンに挑む。「せっかくの目立つレースでチームにも自分にも勢いをつけるような走りをしてほしい」と原監督は期待を寄せる。

 「簡単なことではないことは分かっていますが、箱根駅伝で、もう一度、5区を走って、青学大の優勝に貢献したい」と竹石は5年目にかける思いを明かす。来春の卒業後は、競技の第一線から離れ、静岡朝日テレビで新たな道を歩む。他局系列のバラエティー番組という異例のレースで、竹石は、正真正銘の駅伝ラストシーズンに突入する。

竹石尚人
2018年1月の箱根駅伝往路5区、2位でゴールする青学大・竹石尚人
すべての写真を見る 2枚

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請