藤原喜明が育て三沢光晴さんが開花させたモハメド ヨネの25周年フィーバー…金曜8時のプロレスコラム

モハメド ヨネ(左)とザ・グレート・カブキさん
モハメド ヨネ(左)とザ・グレート・カブキさん

 “東洋の神秘”ザ・グレート・カブキさん(72)=本名・米良明久=が東京・文京区小石川で経営する居酒屋「かぶき うぃず ふぁみりぃ」がコロナ禍でどうなってるか気になって立ち寄ってみると、ちょうどプロレスリング・ノアのモハメド ヨネ(44)がデビュー25周年のあいさつに来ていた。

 「モハメド ヨネ デビュー25周年記念大会 DISCO BALL」が10月18日に東京・後楽園ホールで開催されるといい、ポスターを持って営業に回っていたのだった。カブキさんの店も通常営業に戻っているといい、オリジナルマスク(3枚1500円)を販売したところ、完売状態の人気というから、さすがだ。

 アフロヘアのヨネは異色のレスラーだ。1995年に関節技の鬼・藤原喜明(71)の「藤原組」に入門し8月18日に同期のアレクサンダー大塚戦でデビューしたUWF系の選手でありながら、格闘探偵団バトラーツ、プロレスリング・ノアへと移籍し、1970年代のディスコキャラとして活躍している。25周年大会のポスターもアース・ウィンド・アンド・ファイアー風だ。

 ノアは創始者の三沢光晴さん(2009年6月13日に46歳で没)が全日本プロレスの選手を引き連れて作った団体だが、他団体のヨネを受け入れたのは三沢さんが求めた「楽しく自由なプロレス」ができる存在だったからだ。「藤原さん、三沢さん、いろんな出会いがあって25周年があります」と言い、三沢さんの師匠格だったカブキさんも応援を約束した。

 ディスコキャラをさらに全開にさせたのは藤原組出身の鈴木みのる(52)率いる鈴木軍にノアが制圧された2016年。「何とか明るい雰囲気を作りたかったんです」とアフロヘアを強化させ、クワイエット・ストームと「50ファンキーパワーズ」を結成し、翌17年にはGHCタッグ王座を奪取した。185センチ、110キロのパワーファイターで、必殺技のキン肉バスターもさまになっている。サイバーエージェント傘下に入った新生ノアでも中堅の存在感を発揮できそうだ。

 記念大会には旧藤原組の面々も参戦する。メインイベントは「モハメド ヨネ デビュー25周年記念試合」として、ヨネは池田大輔、日高郁人と組んで、丸藤正道、石川雄規、田中純二組と6人タッグで対戦する。第2試合にも出場し、同期のアレクサンダー大塚と組んで、齋藤彰俊、井上雅央組とタッグマッチを行う。カブキさんの店にポスターをはってもらい大喜びのヨネ。18日はサンデー・ナイト・フィーバーといきたい。(酒井 隆之)

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