女子やり投げ・北口榛花「あぁ~2センチ~って」 最終投てきで佐藤に逆転許し2位

女子やり投げ決勝で2位になった北口榛花
女子やり投げ決勝で2位になった北口榛花

◆陸上 日本選手権・第1日(1日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 女子やり投げ決勝が行われ、日本記録保持者の北口榛花(22)=JAL=は59メートル30で2位となり、2連覇を逃した。佐藤友佳(ニコニコのり)が最終投てきで北口を2センチ上回る59メートル32をマークし、逆転での初優勝となった。

 負けても笑顔が絶えなかった。北口は佐藤の最終投てきを祈るように見つめた。電光掲示に「59メートル32」と表示されると、驚く佐藤をよそに、笑顔で抱きついた。「あぁ、2センチ~って(笑い)。正直この記録なら抜かれても仕方ないと思っていたので…。ただ、もっと抜かれていたらすがすがしかったかもしれないけど、2センチだったので思わず抱きついちゃいました」。60メートルラインに届かず、連覇を逃しても明るく振る舞った。

 試合数が少ない今季。トレーニングで身につけた技術が定着しているか確認しづらい状況が続いた。「1投も納得するものはなかった」と自分に厳しい評価。それでも「課題に挙げていた助走スピードのアップは安定してできている」と収穫も。スピードを上げた分、技術を間に合わせるのは難しいが、理想に近づけば確実に記録は向上する。伸びしろを残す22歳は「また次のシーズンまで時間があるので、コーチと色々話してやっていきたいと思います」と先を見据えた。

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