競歩五輪内定の東洋大・池田向希&川野将虎が旭化成入り 拠点は大学のまま

池田向希
池田向希
川野将虎
川野将虎

 陸上男子20キロ競歩で東京五輪代表内定の池田向希(22)、同50キロ内定の川野将虎(21)=ともに東洋大=が、来春の卒業後に実業団強豪の旭化成入りすることが関係者の話で分かった。

 両選手の強い希望があり、練習拠点は引き続き東洋大に置いて競歩部門を担当する酒井瑞穂コーチに師事する。同大学OBでは、陸上短距離の桐生祥秀らが卒業後も大学が拠点で、川越キャンパス(埼玉)の設備も充実。1年延期に見舞われても環境を変えず、東京五輪の表彰台を狙える環境が整った。

 池田は初出場の19年ドーハ世界陸上で6位入賞。川野も、19年10月に50キロ日本記録(3時間36分45秒)を出した逸材。進路先の旭化成も、長距離では実績を重ねてきた。92年バルセロナ五輪男子マラソンでは、森下広一が日本勢最高の銀メダル。前回リオ大会も、佐々木悟が日本勢最高の16位に入った。池田と川野にとって、長距離名門でノウハウを学べることも、大きなプラスになる。

 今季は新型コロナ禍で10月の全日本50キロ高畠大会が中止となり、ロードでの大会出場は未定。今後はトラックの5000メートル、1万メートル競歩でスピード感覚を養いつつ、五輪イヤーに備える見通しだ。

 ◆池田 向希(いけだ・こうき)1998年5月3日、浜松市生まれ。22歳。浜松日体高で競歩を始め、3年時の全国高校総体5位。東洋大では入学当初マネジャーを兼務していた。18年5月の世界競歩チーム選手権金メダルで頭角を現し、19年ユニバーシアード優勝。今年3月の全日本20キロ能美大会優勝で東京五輪代表に内定した。モデルの“みちょぱ”こと池田美優は父方のはとこ。168センチ、53キロ。

 ◆川野 将虎(かわの・まさとら)1998年10月23日、宮崎・日向市生まれ。21歳。静岡・御殿場南高1年時に競歩を始める。17年に東洋大進学。50キロは18年全日本高畠大会で初出場し、3時間47分30秒の3位。19年全日本50キロ高畠大会で3時間36分45秒の日本新記録を樹立して初優勝し、東京五輪代表に内定した。名前の由来は、寅年生まれであることから。178センチ、62キロ。

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