卓球・伊藤美誠、国際大会再開「五輪が近づいてきてるなという気持ちに」…リレーコラム

伊藤美誠
伊藤美誠

 最近は生活も卓球も自分らしく、いい感じで過ごせています。6月からナショナルチームの合宿も始まりました。今はいろんな方と練習できる機会も少なくなっているので、合宿期間中はすごくいい練習ができていて、毎日が楽しいです。

 この夏は花火をしたり、海にも行きました。普段はこの期間は海外で試合があることも多くて、日本に帰ってきたら秋になっていたりして。今年は試合がなかったので不思議な感じはありましたが、久々に夏らしいことができました。(早田)ひなが(実家のある)静岡に来てくれたこともありました。すごく充実した練習ができましたし、初めて中田島砂丘に行ったり、食事をしたり。試合があればこうやって一緒に長く過ごすことはできなかったので、楽しかったです。練習もしっかりしながら、夏を満喫できたと思います。

 11月には中国で国際大会が再開されます。世界ランキングにも関係して来年の五輪にも影響しますし、試合がしたい気持ちもあったので、行くことを決めました。ただ(コロナ禍の)今の時期ということで正直、不安もあります。

 隔離や練習環境、検査、移動はどうなるのか。本当に中国まで行けるのか。普段のW杯やプロツアーとは違って、長期間の滞在にもなります。分からないこともたくさんあるので、日本卓球協会を通じてITTF(国際卓球連盟)に毎日のように質問を投げかけています。気にしすぎてもダメなんですが、行くからには中途半端なままではなく、いろいろなことを分かった状態で中国に行きたいと思っています。

 試合が行われること自体はすごくうれしいです。動き出したことで、五輪が近づいてきてるなという気持ちにもなります。練習の中で実力が上がっていると感じていますが、コートに立ってみないと分からないこともあります。8か月ぶりの試合で自分がどうなってるかすごく楽しみですし、いろんな選手と試合がしたい。そのために一試合一試合、目の前の試合を勝ち上がれるように頑張ります。

 ◆伊藤 美誠(いとう・みま)2000年10月21日、静岡・磐田市生まれ。19歳。2歳で卓球を始める。世界選手権は団体で16年銀、18年銀、女子ダブルスで17年銅、19年銀メダル。16年リオ五輪団体戦で史上最年少の15歳300日で銅メダル獲得。150センチ、45キロ。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請