【ソフトバンク】千賀滉大エースの意地 7回1失点10K7勝目 2位ロッテと1差死守…17年WBCで学んだ則本昂との投げ合い制す

7回1失点で7勝目を挙げた千賀(カメラ・佐々木 清勝)
7回1失点で7勝目を挙げた千賀(カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 楽天2―6ソフトバンク(29日・楽天生命パーク)

 首位・ソフトバンクは楽天と対戦し、千賀が7回1失点で7勝目を挙げた。1ゲーム差で追う2位ロッテは、石川が日本ハムを相手に8回途中まで2失点で、こちらも7勝目。両軍のエースが熱投し、デッドヒートが続いている。

 貢献してなお、千賀は修正点を探った。「全然良くはなかった。先制点を取られているので。“最低限のうちの最低限”はできたかなと思います」。優勝圏内にいる3位・楽天に先勝。「日々新たに、の気持ち。またいい投球ができるように」とすぐに前を向いた。

 揺らいだのは初回だけだった。先頭の小深田に右前打。暴投も重なり、2死三塁から島内の二塁打で先制点を与えた。3年ぶりの優勝へ残り33試合。「チームが勝てばいい」とここから踏ん張りを利かせた。5回1死一、三塁では鈴木大、浅村を連続三振。最後は外角の153キロで奪った。7回1失点で7勝目。10奪三振、132球の熱投だった。

 「普段から連絡を取りすぎているので、特別な感じはなかった」とは18年4月6日以来の投げ合いとなった則本昂のこと。ともにエースとしてだけでなく、日の丸を背負う立場になった。忘れられないのが共闘した17年のWBC。「大黒柱」の意味を知る舞台だった。

 リリーフから活躍の場を広げ、大会の最優秀選手を受賞。「1イニング投げられただけでも、すごく思い出になる」と初々しい気持ちでスタートしていた。重要局面を任される度に、投手陣の軸だった菅野や則本昂が感じていた重圧を実感。「レベルの高い人たちとの会話はすごく楽しい。一つでも二つでも、いい勉強ができる」と先輩に学び、経験と実績を積んできた。

 3カードぶりに初戦を取った工藤監督も「きょうの勝ちは大きい」とうなずいた。2位・ロッテとの1差も死守。一気に引き離すタイミングだ。(長田 亨)

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