全仏歴代2位の長時間試合 勝者はタイブレイクなしに「うそでしょ?」

◆テニス 全仏オープン第2日(28日・パリ) ▽男子シングルス1回戦L・ジュスティーノ(イタリア)0―6、7―6、7―6、2―6、18―16C・ムーテ(フランス)

 全仏史上2番目に長い6時間5分の大熱戦を制したジュスティーノは、大の字で寝転がり「信じられない試合」と振り返った。予選を勝ち上がり本戦初出場で初勝利。総得点では25点上回って敗れたムーテは「体が何も感じない。空っぽ」と疲労をにじませた。

 現在、4大大会の最終セットを2ゲーム差がつくまで行うのは全仏だけ。ジュスティーノは27日の1回戦ロディオノフ(オーストリア)がシャルディー(フランス)を最終セット10―8で下したのを見て、タイブレイクがないことを知った。「うそでしょ?」と言うと、コーチに「12―10とかになる可能性もある」と返された。試合中はそのやりとりが頭にあり「どうなるんだろうか。面白い」と思っていたという。

 試合は前日の午後7時23分に始まり、雨で第3セット4―3終了時点の午後9時20分頃に中断した。28日午後3時30分頃から再開し、最終セットだけで3時間34分を要した。試合終了は28日午後7時37分。足かけ24時間超え。04年1回戦サントロvsクレモン(ともにフランス)の6時間33分にあと28分と迫る、マラソンマッチだった。

 他の4大大会では最終セットにタイブレイク制を導入している。全米はいち早く1970年に採用。全豪は19年に6―6から10点先取のタイブレイクを導入した。伝統を重んじるウィンブルドンでも、19年に12―12からタイブレイクを採用している。今後変更がなければ、ロングマッチは全仏ならではの出来事になる可能性が高い。

 ▽4大大会男子シングルスの最長試合

【1】11時間5分 10年ウィンブルドン1回戦 イスナー(米国) 6―4、3―6、6―7、7―6、70―68 マユ(フランス)

【2】6時間36分 18年ウィンブルドン準決勝 アンダーソン(南アフリカ)7―6、6―7、6―7、6―4、26―24イスナー(米国)

【3】6時間33分 04年全仏1回戦 サントロ(フランス) 6―4、6―3、6―7、3―6、16―14 クレモン(フランス)

 ▽全豪最長は12年決勝、5時間53分 ジョコビッチ(セルビア) 5―7、6―4、6―2、6―7、7―5 ナダル(スペイン)

 ▽全米最長は92年準決勝、5時間26分 エドベリ(スウェーデン) 6―7、7―5、7―6、5―7、6―4 チャン(米国)

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