【石川】小松大谷のエース右腕・北方慈也が日本航空石川に完投勝利で北信越大会切符「母を甲子園に連れて行きたい」

完投勝利した小松大谷のエース・北方
完投勝利した小松大谷のエース・北方

◆秋季高校野球石川県大会 準決勝 小松大谷4-2日本航空石川(29日、石川県立)

 小松大谷のエース右腕・北方慈也(いつや、2年)が被安打4、自責点1の好投を見せ、今夏の代替大会覇者で甲子園交流試合にも出場した日本航空石川に勝利した。2点リードの9回は、自慢のストレートで真っ向勝負し、三者凡退でゲームセット。4年ぶりの秋季北信越大会(10月10日開幕、富山)出場を決めた北方は「今まで3位で出場することが多かったので、(準優勝以上が決まり)歴史を変えられて嬉しい」と笑顔を浮かべた。

 130キロ中盤のストレートと変化球を武器に、強打が持ち味の日本航空石川相手に3回までノーヒット。4回には甘い変化球を狙われ、本塁打を打たれたが「小、中学生の頃はよくホームランを打たれたが、そこからギアを上げるタイプです」と、全く動揺はなし。90キロ台のスローカーブも駆使しながら、打たせて取る投球術を披露。4点の援護を受け、9回まで136球を投げ抜いた。

 中学時は硬式の小松ボーイズで活躍。中日本選抜チームに選出され、全国の強豪チームと戦った。「高いレベルの中でプレーし、自分の未熟さを痛感しました」。野球に取り組む姿勢を見直して心機一転。高校入学後は1年秋と今大会で背番号1を任され、チームを引っ張ってきた。

 母は寺井高校野球部の元マネジャーで、小学生の時は試合のスコアを付けてくれた。「母を甲子園に連れて行きたい。北信越でも自分のピッチングをします」と北方。母への想いも込めて、北信越大会での飛躍を誓った。(中田 康博)

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