選手の夢を守る熱意感じた 箱根駅伝無観客開催学連トップの決断…元箱根ランナー記者の目

今年の箱根駅伝、復路のゴールテープを切る青学大・湯原慶吾
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第97回箱根駅伝シード校
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今季の学生3大駅伝※出雲駅伝は中止
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 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)の有吉正博会長(73)、日隈広至副会長(55)、山田幸輝幹事長(神奈川大4年)が28日までにスポーツ報知のインタビューに応じ、コロナ禍における箱根駅伝のあり方や意義などについて説明した。関東学連は新型コロナウイルス感染症拡大抑制のため、今年度の主催大会について無観客で実施することを19日付で加盟校に通知。駅伝ファンに対しては「観戦自粛の要請という言葉は使いません。テレビを通じて応援してください」と呼びかけた。(取材・構成=竹内 達朗)

 30年前、私は低迷期だった東洋大の一員として箱根駅伝に出場した。3年時は最下位でタスキを受け、最下位のままタスキを渡した。しかし、ビリのランナーに対しても沿道から大歓声があった。今、改めて感謝すると同時に、今の学生ランナーの気持ちを想像する。

 沿道に二重三重の人垣ができる20キロ超の“花道”を駆けることができないのは残念だろう。ただ、沿道に大観衆がいないとしても箱根駅伝に懸ける熱い思いは不変だと思う。

 関東学連の有吉会長、日隈副会長、山田幹事長を約1時間、インタビューして、安全を最優先とした上で、選手の夢を守るための熱意を強く感じた。

 関東学連が何度も強調するように、最優先されるべきは社会全体の安全だ。それを大前提とした上で、箱根駅伝を走るために、冬は日が昇る前から、夏はうだるような暑さの中、走り続けてきた学生ランナーの思いを知ってほしい。(箱根駅伝担当・竹内 達朗)

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