【日本ハム】吉田輝星、直球走らずまるで別人…2回途中4失点KOで2勝目ならず

2回途中で降板した先発の吉田輝(カメラ・義村 治子)
2回途中で降板した先発の吉田輝(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス12―8日本ハム(27日・京セラドーム)

 日本ハム・吉田輝がオリックス戦(京セラD)で今季2度目の先発に臨んだが、2回途中4失点でKOされた。今季初勝利を逃した2年目右腕の敗因を、日本ハム担当の小島和之記者が「見た」。

 吉田輝は猛攻にのみ込まれた。初回、先頭からの4連打などで3失点。2回も1死三塁のピンチを招いて交代し、1回1/3で5安打4失点。昨年6月12日の広島戦(札幌D)でのプロ初勝利以来の2勝目に届かなかった。

 今季初先発した11日の楽天戦(楽天生命)は、4回までに3失点しながら6回途中まで粘投。勝ち負けはつかなかったが、浮き上がるような直球が目を引いた。金足農3年夏の甲子園で準優勝してから2年。プロでの成長を感じた。

 ところが、この日はまるで別人のようだった。輝星は「真っすぐが良くなかった」と言った。登板2日前から「指のかみ(かかり)が全然感じられなかった」と言い、さらに試合の中で「修正しきれなかった」。全47球中直球は29球。最速は147キロだったが145キロ超えは9球にとどまった。

 オリックスとは初対戦。「直球を見られる(慣れられる)まではファウルになると思った」と初回先頭から9球連続で直球を続けた。しかし、本調子でない直球では通用しなかった。初回の4連打のうち3本は直球をはじき返され、打者9人から直球で奪った空振りはゼロ。前回登板では2三振を奪ったフォークも「簡単に見送られた。どう来るのか分かっていたと思う」。軸になるはずの直球の不調が響き、プロ6戦目で初の0奪三振に終わった。

 栗山監督は「そこが生命線」と、直球の球質の大切さを改めて強調した。輝星は「次はもっと試合をつくれるように」と語ったが、28日にも出場選手登録を抹消される可能性が高く、残り34試合で再び登板機会があるかは微妙だ。捕手のミットを突き破りそうな直球が輝星の最大の長所。それを安定して発揮できるかが課題だろう。

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