【埼玉】川口市立が延長11回サヨナラ負け 2年連続4強逃す

ピンチでマウンドに集まる川口市立の内野陣
ピンチでマウンドに集まる川口市立の内野陣

◆高校野球秋季埼玉県大会 ▽準々決勝 大宮東3×―2川口市立=延長11回=(27日・市営大宮)

 昨秋に続く県大会4強入りを狙っていた川口市立が延長11回の末、サヨナラ負けで姿を消した。

 歓喜に沸く大宮東のナインの前でエース右腕の原口稜平(2年)はしゃがみ込み、左手で顔を覆った。前日の川越工戦で1失点完投し、132球を投げた。その疲労も考慮して6回途中からの登板となり「ブルペンでボールがいっていなかったので、変化球で組み立てました」。登板してからは10回まで無安打。11回1死、岩崎康生(2年)に中前打を許し2死後、山田拓磨(2年)を二飛に打ち取ったかと思われたが、高く上がった打球は二塁手、遊撃手、中堅手の間にポトリと落ちて、岩崎が一気に生還。不運な決勝点にも「要所は抑えられたと思います」と言葉を強めた。

 昨秋4強の立役者となった原口に主将の阿部健太朗(2年)、沼口幸(2年)といった経験者を軸に新チームはスタートしたが、打線に力強さがなく地区予選から苦戦続き。それでも、チーム一丸で粘り強く戦ってベスト8までたどり着いた。「打者中心に全体的にパワーアップしたい」と鈴木久幹監督。このオフはウエートトレーニングにも重きを置くプランを示した。最速143キロの原口も「球速に体がついていっていないので、体をつくって進化して、どの学校も圧倒したい」と成長を誓った。「春、夏は優勝を目指したい」と阿部。この秋、冬はこれまでにない厳しい練習に打ち込む覚悟だ。

(『報知高校野球』取材班)

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