【埼玉】大宮東が延長11回サヨナラ勝ちで4強進出

11回サヨナラ勝ちを決めて喜ぶ大宮東ナイン(手前は川口市立・原口)
11回サヨナラ勝ちを決めて喜ぶ大宮東ナイン(手前は川口市立・原口)

◆高校野球秋季埼玉県大会 ▽準々決勝 大宮東3×―2川口市立=延長11回=(27日・市営大宮)

 93年以来28年ぶりのセンバツ出場を目指す大宮東が川口市立に延長11回サヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた。

 勝負をかけた。大宮東が迎えた11回2死一塁のサヨナラ機。カウントが2―0になったところで、河西竜太監督は打席の山田拓磨(2年)と一塁走者の岩崎康生(2年)にランエンドヒットのサインを出した。6回から登板した相手の最速143キロを誇るエース右腕・原口稜平(2年)の前に岩崎の安打1本に抑えられていた。「原口君は打てない。イチかバチかでした」と河西監督。3球目、岩崎がスタートを切ると、山田の打球は高く上がって中前へ。相手野手が処理に手間取っている間に、岩崎が俊足を飛ばして一気に生還。「野球の神様が見ていてくれたのだと思います」と主将の鈴木翔也(2年)は声を弾ませた。河西監督も「まさか落ちてくれるとは…」と驚きを隠せなかった。

 8月6日、練習試合で花咲徳栄に0―16で大敗。河西監督は「お前ら、最弱だ!」と選手にゲキを飛ばしたという。鈴木も「何度も最弱だと言われました」と振り返るが、ここからチームを立て直した。この日、先発した高橋亮匡と8回からリリーフした清水慶斗の両1年生左腕の踏ん張りに打線も応えて勝ち上がった。清水は「高橋がいい形でつないでくれました」と同級生に感謝した。

 秋は久々の4強入り。準決勝では、練習試合で大敗した花咲徳栄を破った細田学園と対戦する。「徳栄を破った細田学園も強い。胸を借りるつもりでいきます」と河西監督。鈴木も「徳栄に勝つということはいいチーム。相手より1点でも多く点を取りたい」と言葉に力を込めた。準優勝した93年春以来のセンバツへ。まずは関東大会へのキップをつかみ取りたい。(『報知高校野球』取材班)

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