【札幌】4失点で3連敗も来季以降見据えた若い先発布陣、世界的名手相手に収穫

後半、神戸のDF大崎(右)と競り合う札幌のFW小柏
後半、神戸のDF大崎(右)と競り合う札幌のFW小柏

◆明治安田生命J1リーグ第19節 神戸4―0札幌(26日・ノエビアスタジアム神戸)

 北海道コンサドーレ札幌は9月最後の試合を飾れず、3連敗を喫した。敵地・神戸戦は前半19分、同45分、後半17分、同45分と失点し0―4。来季の加入が内定している特別指定選手のGK中野小次郎(21)=法大=がJデビューを果たし、FW小柏剛(22)=明大=が2戦連続出場するなど、平均24・0歳の若い先発布陣でJ屈指のタレント軍団に挑んだが、はね返された。順位を14位とひとつ下げたチームは敗戦の中でも得た経験を財産とし、前へ進む。

 何度失点を重ねても、若くエネルギッシュな札幌は下を向かず攻め続けた。途中出場のMF宮沢裕樹主将(31)が「攻守両面の最後の質で相手が上だった」と代弁したように大量4失点、3戦無得点での3連敗から目は背けられない。それでも、この日のピッチには明るい未来も詰まっていた。

 柏戦(0●1)から中2日。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(62)は来季以降も見据え大胆な“近未来型布陣”を選んだ。2トップの小柏とFW金子拓郎(23)は速さで何度もゴールに迫った。労を惜しまず駆けたMF菅大輝(22)、田中駿汰(23)、DF高嶺朋樹(22)、そして中野小。先発6人が23歳以下で後半途中には今季初出場のMF檀崎竜孔(20)も加わった。連係不足が失点につながるもシュートは相手以上の14本。近い将来中心を担う選手が元スペイン代表MFイニエスタ(36)、ベルギー代表DFフェルマーレン(34)ら世界的名手を肌で感じながら挑んだ。

 降格のない今季、8、9月の13戦で1勝と苦しんでいる。だが2トップが相手DF背後への動きを再三見せたように、0●1だった近2戦以上の得点の匂いも漂った。小柏は「少しずつ札幌のサッカーを理解し成長できている。若手の頑張りが底上げになる」と言った。アグレッシブに戦った経験は、必ず今後の財産とする。

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