【巨人】見よ華麗な守備!丸佳浩の忍者キャッチ&吉川尚輝の忍者スローがサンチェス救った

4回無死、高橋の左中間の打球を好捕する丸(右から左へ連続写真=カメラ・中島 傑)
4回無死、高橋の左中間の打球を好捕する丸(右から左へ連続写真=カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ 巨人8―4中日(25日・東京ドーム)

 快音が響いた瞬間、丸はステップを踏んでいた。4回無死、高橋の打球は左中間への大飛球となった。背番号8は必死に背走し、最後はジャンプしてグラブに収めた。「球際の粘りを出せたと思います」。勢いのままフェンスに激突して倒れ込んでも、つかんだ白球は離さなかった。

 サンチェスの前回登板となった17日の阪神戦(東京D)、2回2死一、二塁でサンズの中前安打を処理した際に内野への返球が悪送球となり、一挙に2点を献上していた。助っ人右腕に“借り”を返すファインプレーとなった。「サンチェスが頑張っていましたし、『捕れるところはしっかり捕る』ということができました」。超美技でも“当たり前”と位置づけるあたりが、昨季まで7年連続ゴールデン・グラブ賞に輝く名手のプライドか。右腕も脱いだ帽子を丸が気づくまで振り続け、感謝の気持ちを表した。

 吉川尚も負けてはいない。初回1死二、三塁で、ビシエドの叩きつけたゴロを捕球。同じく打球を追ったサンチェスと交錯しながらも一塁へ正確に送球し、アウトカウントを重ねた。3回1死一塁でも、遠藤の一、二塁間の鋭いゴロにグラブを必死に伸ばしてつかむと、そのまま回転して一塁へ送球しアウトに。守備範囲の広さと高い技術でビッグプレーを連発し、試合の流れを落ち着かせた。

  • 好守を連発した二塁手・吉川尚

    好守を連発した二塁手・吉川尚

 原監督は常々「投手に4アウト、5アウトを取れというのは酷」と話す。試合の流れを左右するのは1つのミスであることが多いだけに、アウトを積み重ねる“当たり前の守備”をことさら重要視する。ファインプレーが多く生まれるベースにあるのは、堅実なプレーの積み重ね。チーム失策数は12球団最少の21と、その意識は浸透している。

 何より指揮官には、不安定さをのぞかせていたサンチェスを、小林が必死にもり立てようとする姿勢をチーム全体が感じ取ったことがうれしかった。「そういう姿が野手にも伝わったのではないかなという気がするね」と“和の勝利”を誇った。最後まで当たり前のことを徹底し、連覇へ向けて独走ペースを緩めない。(西村 茂展)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
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4回無死、高橋の左中間の打球を好捕する丸(右から左へ連続写真=カメラ・中島 傑)
好守を連発した二塁手・吉川尚
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