箱根駅伝予選会、選手、監督、マネジャー1人でも陽性者出たら出場不可

昨年行われた予選会
昨年行われた予選会

 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は25日までに、第97回箱根駅伝予選会(10月17日、東京・立川市)に出場する大学に向けた「新型コロナウイルス感染症 感染防止対策等の諸連絡」を公表した。大会3週間前にあたる26日以降に選手やマネジャー、監督ら毎日の活動をともにしているチーム内の関係者に「陽性」反応があった場合、チームとして出場を認めないことなどを通知。予選会出場校はこれまで以上に強固な感染防止対策が求められる。

 新型コロナウイルス感染拡大を防止し、安全に予選会を開催するため、関東学連は厳格な予防策を講じた。26日以降、チーム内に感染者が出た場合、その時点で「箱根への道」が途絶えることになった。

 前回の本戦11位で6年ぶりにシード権を逃し、予選会に回った中央学院大の川崎勇二監督(58)はこの日、スポーツ報知の電話取材に応じ「今までも感染防止を徹底しています。さらに今回、関東学連の文書を部員全員に配布し『この中で1人でも感染者が出ると箱根駅伝に出られなくなる』と伝えました」と緊張感を漂わせながら話した。選手層が厚い中央学院大は予選通過が濃厚だが、決して油断はしていない。

 予選会はハーフマラソン(21・0975キロ)の上位10人の合計タイムで10枠の本戦出場権を争い、例年、陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールの公認コースで開催されている。今回は新型コロナウイルス感染防止対策として無観客で陸上自衛隊立川駐屯地内の1周約2・6キロの滑走路を周回するハーフマラソン(公認コース申請中)で行われる。予選会、そして、本戦(来年1月2、3日)に向け、“レース”は早くも始まっている。

 ◆学生駅伝にまつわるコロナ経過

 ▼7月3日 関東学連が全日本大学駅伝関東予選を書類選考で行うと発表。

 ▼同27日 出雲市が出雲駅伝の中止を発表。ボランティアの安全確保の難しさなどが理由。

 ▼8月11日 関東学連が箱根予選会のコース変更を発表し、陸上自衛隊立川駐屯地内の周回となった。さらに無観客とすることも決まった。

 ▼同31日 10月4日に開催予定だった第1回奥球磨駅伝の中止が決定。

 ▼9月9日 関東学連が箱根予選会の開催要項を発表。競技会の激減にともない、参加資格記録の条件が緩和された。

 ▼同19日 関東学連が箱根駅伝を含む今年度主催大会全てを無観客で開催すると加盟校に通知。

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