【箱根への道】駿河台大、悲願の本戦初出場へ石山大輝主将「目標は5位通過。準備ができている」

駿河台大初の予選会突破へ意欲満々の(左から)30歳の学生ランナー・今井と石山主将
駿河台大初の予選会突破へ意欲満々の(左から)30歳の学生ランナー・今井と石山主将

 悲願の本戦初出場を狙う駿河台大は独自の取り組みで力を蓄えた。

 厳しい夏合宿が終わり、本拠地に戻るバスの中。普通なら一番ホッとする時間だが、駿河台大の場合、車中は緊張感に包まれている。合宿最終日は午前中に現地を引き揚げ、埼玉・飯能市のホームグラウンドでタイムトライアルを敢行することが恒例となっている。

 「合宿先で最後に追い込むと、そこで満足してしまい、帰ってきてダラダラしてしまう。合宿の成果を次につなげるために最終日は飯能でポイント練習をします」と徳本一善監督(41)は、その狙いを説明する。法大時代に箱根駅伝史上、初めて茶髪とサングラス姿で疾走したという伝説を持つ指揮官は独自の強化策を昨年から取り入れ、前回の予選会では12位と躍進。10位までに与えられる本戦出場権に迫った。

 いよいよ今回は悲願の初出場に本気で挑む。「目標は5位通過。そのための準備ができていると胸を張って言えます」と石山大輝主将(4年)は力強く話す。「自己啓発等休業」制度を利用し、中学校体育教師を休職して3年に編入した30歳の今井隆生は選手兼コーチのような立場で仲間を鼓舞する。「一枚岩となって戦い、必ず本戦に出場します」と今井は決意を明かす。

 充実の夏を過ごした駿河台大。大会史上44校目の箱根駅伝出場校として名乗りを上げる可能性はある。(竹内 達朗)

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