宝塚第106期生が5か月遅れで待望デビュー!首席入団・華世京「時間があるから分かり合えたことも」

スポーツ報知
兵庫・宝塚大劇場月組公演「WELCOM TO TAKARAZUKA」でラインダンスのロケットを披露する初舞台生の第106期生

 宝塚歌劇月組公演「WELCOME TO TAKARAZUKA―雪と月と花と―」「ピガール狂騒曲 ~シェイクスピア原作『十二夜』より~」が25日、兵庫・宝塚大劇場で初日の幕を開けた。

 令和では初となる新入団の第106期生39人のデビュー公演。当初の予定より約5か月遅れて待望の舞台となった。日本物のショー「WELCOME―」では正装の緑のはかま姿ではなく、第100期生以来6年ぶりにオリジナルの着物で舞を披露した。

 すみれ色の鮮やかな着物に身を包み、かつらをかぶり、口上では組長・光月るうが「このひな鳥たちが、どんなにこの日を待ち望んだことか」とあいさつした後、首席入団の男役・華世京(かせ・きょう)と娘役・湖春ひめ花(こはる・ひめか)が割りぜりふで、「小林一三先生の残した『清く正しく美しく』をモットーに立派な舞台人になる覚悟でございます」と決意を述べた。

 「ピガール―」のショーの場面では、フランスのトリコロールカラーの衣装で、リズムに合わせて両足を交互に蹴り上げる「ロケット」で、元気よくラインダンスを披露した。華世は「自粛期間は脳内で宝塚大劇場の舞台に立つシミュレーションをしていました。時間があったからこそ、分かり合えることもたくさんあった。同期全員で踊らせていただき、幸せでした」と感激していた。

 ラインダンスの稽古にも立ち会った月組トップスター・珠城りょうは「感動して涙が出てしまった。『本当によかったね、やっと舞台に立てるね』という謎の親心のような。初舞台生の頃の自分を思い出して。踊れることが楽しいのがという真っすぐな気持ちが一番大事なのでは」と目を細めた。

 なお、この日から宝塚大劇場では1階最前列~5列目と左右の花道沿いの客席以外は、すべての席を販売し、完売となり、より通常公演に近づくこととなった。珠城は「(休演明け後)月組が5組で最後のスタートとなりましたが、幕を開けることができたのは、スタッフの皆様のご尽力と、月組のみんなが耐えてくれたおかげ」と感謝した。11月1日まで。東京宝塚劇場では11月20日~来年1月3日上演。

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