【兵庫】神戸国際大付の二刀流・阪上翔也が圧巻の15K 延長タイブレークを制し8強入り

延長13回、最後の打者を見逃し三振に仕留めガッツポーズを決める神戸国際大付・阪上翔也
延長13回、最後の打者を見逃し三振に仕留めガッツポーズを決める神戸国際大付・阪上翔也

◆兵庫県秋季大会3回戦 神戸国際大付4―2社=延長13回タイブレーク=(22日・ウインク)

 神戸国際大付の二刀流・阪上翔也(2年)が2―0の4回から登板し、9回1/3を2安打無失点。2度の三者連続三振を含む15奪三振の好リリーフで、8強入りへ貢献した。

 「5番・中堅」で先発出場していた阪上は、4回2死二塁のピンチでマウンドに上がった。「早い展開でマウンドに行くことになったが、抑えられるなという気持ちがあった。思い切り腕を振った」と2球で遊ゴロに打ち取ると、それからは圧巻の奪三振ショー。9回2死から味方が同点に追いつき延長戦に突入しても、回を追うごとに阪上の気迫は増していった。2―2の延長12回の2死満塁、4ー2の延長13回タイブレークで無死満塁とされたが「ピンチは何回もあったけど、ピンチになればなるほど楽しくなっていった」と時折笑顔を見せ「おりゃー!」と声を上げながら139球を投げ抜き、勝利を呼び込んだ。

 中学時代には地元の兵庫を離れ、祖父・弘次さんが監督を務めていた「打田タイガース」(現打田ヤングタイガース)で3年間野球づくしの生活を送った。「ご飯をいっぱい食べなさいとか、素振りをしなさいと言われて最初は嫌だった。でも毎日30分の振り込みを続けるうちに、成果が出てうまくなるのが楽しかった」と当時を振り返る。

 打撃不調のため今大会はまだヒットが出ていないが「打つ方が好きだけど、試合では役割を果たすだけ。打てなくても投手として点を取られなければいい」と阪上。大会があればいつも見に来てくれていたという祖父からは、コロナ禍で観戦がかなわない中でも「試合が終わると毎回電話をくれます。初心に帰って思いっきり振ったら、ヒットぐらい出るよと言われました」と心強い助言を受けた。

 「兵庫県は激戦区なので勝ち進まないと(大会に)出られない」と和歌山から地元に戻り、野球に専念するため寮生活を選んだ。「野球を始めた頃から甲子園でプレーしたいと思ってやってきた。甲子園で活躍して有名になりたい」。春夏連続出場した2017年以来の聖地へ。祖父のアドバイスを胸に、投打でチームを引っ張って行く。

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