【阪神】ボーアが100万円弾、チーム14年ぶり甲子園7戦連発「アリガドウザイマス」

6回1死、同点本塁打を放ったボーア(左)は、ファンの入ったアルプススタンドを背にポーズを決める(カメラ・岩崎 龍一)
6回1死、同点本塁打を放ったボーア(左)は、ファンの入ったアルプススタンドを背にポーズを決める(カメラ・岩崎 龍一)

◆JERAセ・リーグ 阪神5―3DeNA(21日・甲子園)

 これまで無人だったアルプス席が黄色く揺れた。お立ち台から見渡す景色は格別だった。ボーアは「アリガドウザイマス」と日本語で切り出し、観衆のハートをつかむと三塁側内野席からの禁断の声援にも振り向いて反応。最後は「ソーデスネ! イイオテンキデスネ! マタアシタ、オネガイシマス」と回答して、スタンドに笑顔を運んだ。

 「なるべくファンと交流して、楽しい経験をしてもらいたい」。入場制限緩和後の本拠地初戦。当初の上限5000人から倍以上の1万1384人が駆けつけた一戦で奮起した。

 まずは1点を追う6回に京山の147キロ直球を捉え、バックスクリーンに14号同点ソロ。8月26日の中日戦以来の聖地弾でファンとお決まりの「ファイアボール」ポーズで喜びを共有した。さらに、8回無死二塁から右中間へ決勝打。B砲の活躍に拍手喝采だった。

 値千金の一発で「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」の賞金100万円もゲットした。「(使い道は)みんなのために使いたい。コーラだったり、リクエストがあれば、それを買いたい」。最近は球界最年長の43歳福留に打撃の助言をもらい、上り調子。そんな感謝の気持ちを還元する考えだ。矢野監督は「いやあ、もっともっと。期待値はやっぱり違う」とさらなる打棒爆発を願った。

 チームは連敗を2で止め、甲子園での7試合連続本塁打は06年9月以来、14年ぶりの快挙となった。「ここ数試合、デーゲームで疲れもたまっていたけど、多くのエネルギーをもらってプレーできてよかった」と背番号41。虎党の後押しが大きいほど、ボーアにパワーがみなぎる。(小松 真也)

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