無観客開催の箱根駅伝、夢舞台走ることが望み…担当記者の目

今年1月3日、沿道の観客から声援を受け、優勝のゴールテープを切る青学大・湯原
今年1月3日、沿道の観客から声援を受け、優勝のゴールテープを切る青学大・湯原
関東学生陸上競技連盟主催の主な今年度の大会
関東学生陸上競技連盟主催の主な今年度の大会

 関東学生陸上競技連盟(関東学連)は20日、新型コロナウイルス感染防止対策として、箱根駅伝をはじめ今年度の主催大会を無観客開催とすることを加盟校に通知した。例年、箱根駅伝では往路(1月2日)、復路(同3日)合わせて100万人以上の観衆が沿道で選手に声援を送っているが、97回目にして大きな転換期を迎えた。関東学連は「これからも末永く愛される駅伝競走でありたいと思っておりますので、ぜひともご理解、ご協力をお願いします」などのコメントも掲載した。

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 沿道に二重三重の人垣ができる箱根駅伝は選手にとって夢の舞台だ。

 1991年の箱根駅伝。私は低迷期だった東洋大で3区を駆けた。最下位でタスキを受け、最下位でタスキを渡した。ただ、ビリのランナーに対しても沿道の皆さんは大きな声援を送ってくれた。30年たっても、その光景をはっきりと覚えているし、思い出すと泣きそうになる。

 沿道の声援は選手に力を与える。ただ、今回ばかりは沿道にファンが来ないことが選手に走る力、というよりも選手に走るチャンスを与える。

 今年の夏合宿で各校を取材すると、多くの選手から「箱根駅伝、開催されるのでしょうか」と聞かれた。箱根駅伝を走るためにうだるような暑さの中、走り切った選手の思いを察すると、無事に開催されることを願うばかりだ。(箱根駅伝担当・竹内 達朗)

今年1月3日、沿道の観客から声援を受け、優勝のゴールテープを切る青学大・湯原
関東学生陸上競技連盟主催の主な今年度の大会
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