羽生善治九段、丸山忠久九段を下し竜王戦挑戦者に タイトル通算100期かけ豊島竜王と7番勝負

竜王戦の挑戦者に決まった羽生善治九段(日本将棋連盟提供)
竜王戦の挑戦者に決まった羽生善治九段(日本将棋連盟提供)

 将棋の羽生善治九段(49)が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第33期竜王戦挑戦者決定3番勝負の第3局で丸山忠久九段(50)に先手番で勝利し、豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。

 レジェンドがついに黄金の切符を手にした。1989年、19歳での初タイトル獲得から現在まで史上最多のタイトル獲得通算99期まで積み上げてきた羽生九段は、前人未到の大台100期を目指して2年ぶりのタイトル戦に臨むことになる。27日には50回目の誕生日を迎える。50歳での偉業挑戦には注目が集まりそうだ。

 3番勝負は第1局を丸山九段、第2局を羽生九段が制し、迎えた運命の最終局だった。振り駒で羽生九段が先手番を握ると、丸山九段は後手番における代名詞「一手損角換わり」を採用。研究量の深さが問われる一局になった。

 自然な駒組みで堅牢な自陣を築いた羽生九段は隙のない指し回しで優位を拡大し、危なげなく勝ちきる王者の将棋を披露した。

 7冠独占など平成の30年間にわたって時代を築いてきた羽生九段は、2017年に渡辺明竜王(当時)から竜王を奪取して永世7冠を達成、タイトル獲得通算99期としたが、その後の3度のタイトル戦では敗退。18年の竜王戦以来2年間、大舞台から遠ざかっていた。

 18年の棋聖戦でタイトルを奪われた相手でもある豊島竜王に対し、レジェンドはどのようなパフォーマンスを発揮するのか。7番勝負は10月9日に開幕する。

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