“エヴァ女子”辻すみれ、五輪代表確実の2人を破りV2王手「ちょっと覚醒しました」…フェンシング全日本選手権

辻は握り部分をエヴァ仕様に改造し、決勝に進出
辻は握り部分をエヴァ仕様に改造し、決勝に進出

◆フェンシング全日本選手権第3日(19日、駒沢体育館)

 女子フルーレが行われ、2018年アジア大会団体金メダルの辻すみれ(20)=朝日大=が、東京五輪代表入りが確実な上野優佳(18)=中大=、東晟良(あずま・せら、21)=日体大=の2人を連破し、26日の決勝に進出した。2連覇をかけて、昨年大会で優勝を争った菊池小巻(23)=セガサミーHD=と激突する。

 準決勝で実力者の東から最後の15点目を奪い勝利を決めると、辻は前のめりになって「きやぁ~!」と、無観客の会場にとどろく甲高い絶叫をあげた。

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」を愛してやまない20歳は「ちょっと覚醒してました」とドヤ顔を見せた。お気に入りは「エヴァ初号機」で、今大会に向けて「持ち手に色を塗った、初めてのエヴァ仕様で試合に出ました。気持ちも入ってました」と笑った。

 コロナ禍で出場人数が大幅に縮小され、16人に絞られた大会。互いに手の内を知り尽くした強敵2人が同じブロックに入り、“覚醒モード”で挑んだ。

 準々決勝は、東とともに事実上の東京五輪代表の上野と対戦し、15―4で圧勝。初優勝した昨年大会では6―5で競り勝った東には、3ラウンドで11―11と追いつかれたが、真骨頂の守備と今大会に向けて強化した攻撃の成果を見せつけた。「練習であまり得意じゃなかった攻撃の練習を頑張った。下がりつつも攻めの気持ちを忘れずに攻撃的に攻めた」と振り返った。

 タフな試合で勝ち抜くために体も絞った。「体脂肪が落ちて前よりも疲れることがなくなりました。足が疲れて動かなくなることはなかったです」という。

 東京五輪の女子フルーレはすでに4人で戦う団体出場枠を獲得しており、東、上野に次ぐ、残り2枠の代表争いが残っている。凍結中の五輪代表レースへは「久しぶりの試合でモチベーションを再び持つことができた。いつ五輪レースが再開しても自分のベストを尽くしてやりたい」と意気込んだ。

 昨年は15―8で完勝した菊池との決勝へ「2連覇できるように自分らしい決勝運びをしたい」と意気込み、「またエヴァ仕様でいきます」と予告した。

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