【浦和】20日にホームで首位・川崎と激突…勝利のカギは堅守、カウンター、途中出場選手の活性化

練習中に選手へ指示を出す浦和の大槻毅監督
練習中に選手へ指示を出す浦和の大槻毅監督

 浦和は、20日に首位の川崎をホーム・埼玉スタジアムに迎え撃つ。

 川崎は今季、高いボール支配率と速いパスワークを武器に17試合でリーグ最多52得点と破壊力抜群の攻撃力で首位を独走する強敵。浦和と勝ち点は17差、得失点は40点差と数字上でみれば攻撃力、守備力で大きな差が出ている。

 だが、浦和にも13日の札幌戦(4〇3)で勝負強さが見られた。支配率39%、被シュート23本と圧倒されながら、DF槙野らを中心に要所をしのいで4―3で勝利した。川崎戦もおそらく終始ボールを支配される同じような展開になると予想され、勝敗のカギに「堅守」「カウンター」「途中出場選手の活性化」を挙げたい。

 〈1〉堅守 札幌戦は3失点したが、「最後に踏ん張る、体を寄せたり投げ出すことができた。不細工ながら勝てたのはよかった」と槙野。浦和(8本)の3倍近いシュートを打たれながら、槙野、DF岩波、MF青木らがボール保持者への素早い寄せでブロックし、GK西川へのシュートコースを限定する守備が光った。ボランチのMF柴戸も川崎戦へ「統一感を持って、針の穴も通さないような強固な守備を築きたい」と守備意識を高めている。

 〈2〉カウンター 札幌戦の2点目に兆しを感じた。1―0の前半20分。相手のゆっくりとしたパス回しからの縦パスを自陣深くで奪った青木が、すかさず前線へロングフィード。ハイラインを敷いていた相手DFの裏へFW杉本が快足で抜け出し、2点目を奪った。奪ってから約10秒のカウンターだった。川崎戦でも、相手が得意とする「奪われた直後のプレス」をかいくぐっての縦への速い攻撃が効果的となる。

 〈3〉途中出場選手の活性化 9日の鳥栖戦(2△2)は後半投入のFW武藤が同点弾。札幌戦は2―3の後半30分にMF汰木のクロスから同点弾を奪い、同ロスタイムにはMFマルティノスの突破から柴戸が決勝点と、いずれも途中出場の選手が得点に絡んだ。「誰が途中から出てもスコアを動かす、ゲームを決める意志を感じる」と大槻監督。浦和はFWだけ見ても興梠、レオナルド、杉本、武藤の4人がそろい、選手層は厚い。連戦で先発メンバーを固定できない中、交代選手のプレーが勝敗を左右する。

 今季、大半のクラブがシーズンの半分を迎える中、川崎に勝利したのは名古屋の1チームのみ。浦和が勝利すれば、リーグの後半戦の“盛り上がり”にも少なからず影響する。大槻監督は「リーグ全体が盛り上がるように(川崎戦も)やりたい。そういったことを望まれている方も多いと思いますので、何とかして成果を見せられるように頑張ります」。川崎に今季2度目の土をつける―。指揮官の言葉には気合がみなぎっていた。

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