【宏太’Sチェック】10戦ぶり勝利!見ていて安心できるサッカー

スポーツ報知
前半1分、左足でシュートを放つ札幌FWアンデルソンロペス(左から2人目)

◆明治安田生命J1リーグ第12節 鳥栖0―2札幌(16日・駅前不動産スタジアム)

 終始、勝ちにふさわしい内容を見せた鳥栖戦だった。うまく相手の間のスペースを使っていたし、何といってもパススピードが抜群だった。これまで、頑張っていても結果が出なかった時はサプライズが少なかった。相手の意表を突くシーンに欠けていたという事だが、駒井のミドルやドウグラスからロペスにつないだ得点場面しかり、工夫が見えた。

 3バックの中央に入った金眠泰の高さが素晴らしく、相手を完全に封じ込め、無失点に抑えた守備も安定していた。ただ気になったのは手を使った反則が多すぎること。例えばチェックに行った時、倒さなくても1テンポを緩ませるだけでドリブル速度は変えられる。遅らせればいい場面で倒れるまでやると、当然カードをもらう。取りに行くDF、遅らせるDF、そして失点を防ぐために仕方なく反則して止めるDFと、すぐに手を出すのではなく、その中で何を選ぶかしっかり判断をしていく必要はある。

 10試合ぶりに長いトンネルを抜けて、選手には自信になったと思う。ここからどう戦っていくかという別のプレッシャーは出るものだが、シュート意識も常に持ち続け、3戦負けなしだった鳥栖を守らざるを得なくさせたのだから。今後も見ていて安心できるサッカーは期待できる。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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