【巨人】丸佳浩で脚光、伝説の大投手・スタルヒンは第11代4番打者…打ってもすごかった

「巨」マークのついたユニホームを着用した巨人・須田博(スタルヒン)投手。1943年撮影
「巨」マークのついたユニホームを着用した巨人・須田博(スタルヒン)投手。1943年撮影

 巨人・丸が16日の阪神戦(東京D)で移籍後初めて4番に入った。坂本が軽い体調不良、不動の4番岡本が軽い腰痛で欠場したことで大役を務め、1安打3四球で全4打席出塁した。

 1936年から続く球団の長い歴史で、丸が巨人軍第90代の4番打者。そのうち4番最初の試合で安打を打つのは57人目となった。

 その57人の中には、意外な名前もあった。第11代4番のビクトル・スタルヒン投手だ。

 1944年4月10日の阪急戦(後楽園)に「4番・投手」で先発。4番初戦の第1打席で左前安打を打ち、投げては2失点で完投勝利を挙げている。当時は戦時体制に合わせた横文字自粛により、スタルヒンは改名を要求されて「須田博」の名前でプレーしていた。

 戦時中でメンバーが不足していたこともあり、44年シーズンは4番を1試合務め、それ以外の試合でも主軸を打つことがあり、「5番・投手」や先発翌日に「5番・一塁」で野手で出場もあった。この年はシーズン35試合で、スタルヒン(須田博)は投手として7登板で7完投、6勝0敗、防御率0・68、打撃成績は登板試合も含め11試合で38打数11安打、打率2割8分9厘をマークしている。

 プロ野球記録のシーズン42勝など、通算303勝176敗の伝説の大投手。通算打撃成績は1968打席で446安打、19本塁打、252打点、打率2割3分7厘と投手としては好成績で、スタルヒンは打ってもすごかった。

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請