【日本ハム】自力V消滅…栗山監督「取り切らないといけない流れだった」

7回に勝ち越しを許しマウンドに集まる内野陣(中央は投手の玉井)
7回に勝ち越しを許しマウンドに集まる内野陣(中央は投手の玉井)

◆パ・リーグ 日本ハム4―5ソフトバンク(16日・札幌ドーム)

 日本ハムは首位のソフトバンクに4―5で敗れた。連勝は2で止まり、借金は3。5位に転落した。2回に4安打をまとめ逆転に成功したが、リリーフ陣がリードを守り切れなかった。首位とのゲーム差が9に開き、開幕から76試合で自力優勝の可能性が消滅した。

 首位を飛ぶ、タカ打線の圧力に追い込まれた。1点リードの7回1死満塁。絶体絶命のピンチで、栗山監督は3番手・玉井にかけた。長打なら逆転。どうしても慎重になる。柳田相手にきわどいコースを突くが、カウント3―1。外角に投げ込んだ147キロの速球に、球審の手は上がらなかった。同点となる、押し出しの四球。続くデスパイネに決勝の2点中前打を浴びて、勝負は決まった。

 ミスが失点につながった。先発の杉浦は初回に暴投と振り逃げで先取点を与えた。「立ち上がり、落ち着く前に失点してしまいました」。打線が2回に4安打をまとめ逆転した後は立て直したが、6回にも守備のミス。1死一塁から併殺コースの二ゴロを、渡辺から送球を受けた遊撃・平沼がポロリ。併殺ならピンチ脱出となる場面での失策。2死から川瀬に適時打を浴び、1点差にまで詰め寄られた。

 厳しい中継ぎ事情が出た。守護神の秋吉は2軍調整中。勝利の方程式が固定できない中、1点差の7回にマウンドに送られたのは、左足内転筋肉離れから復帰登板の公文。経験豊富な左腕とはいえ、1か月半ぶりの1軍マウンドが、1点も渡せないタフ過ぎる場面。結果、2安打1四球で1死満塁のピンチを作って降板。敗戦投手になった。

 9回には西川の安打から1点を返したが、反撃もここまで。「この3連戦はターゲットにしてきたところ。取り切らないといけない流れだった」と栗山監督。痛すぎる敗戦で、自力Vが消滅した。(秦 雄太郎)

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