【尾車親方の目】御嶽海よ、何をしたかったのか

御嶽海(右)を寄り切る隠岐の海(左)(カメラ・泉 貫太)
御嶽海(右)を寄り切る隠岐の海(左)(カメラ・泉 貫太)

◆大相撲秋場所4日目 〇隠岐の海(寄り切り)御嶽海●(16日・両国国技館)

 御嶽海に問いたい。隠岐の海との一番。「何を考えていたのか」「何をしたかったのか」「何で2本差しにいったのか」「何でガムシャラに前に出なかったのか」。「どっちが若手だ」。疑問のオンパレードだ。

 大関に一番近い力士は御嶽海であると思っている。それだけに厳しい意見を言わせてもらう。稽古不足なのか、動きにキレがない。好不調の波が大きいのは精神的なものなのか。らしくない連敗に猛省を促したい。多くの引き出しは必要ない。当たったら圧力をかけ、まわしを取ったら前に出る、が御嶽海の相撲。引き出しは一つでいい。その引き出しで大関を目指せ。

 出稽古禁止は他の力士も同じ条件。“土俵の鬼”と呼ばれた初代・若乃花さんが率いた二子山部屋は、「工夫すれば稽古も十分にこなせる」という理由で、弟子に出稽古を禁じたほどだった。工夫ができなければ御嶽海も大関にはなれない。幸い混戦模様の序盤。まだチャンスはある。踏ん張ってほしい。(スポーツ報知評論家)

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