【C大阪】15年ぶり6連勝!柿谷曜一朗のVヘッドで独走の川崎に5差迫る

前半、シュートを放つC大阪・柿谷
前半、シュートを放つC大阪・柿谷

◆明治安田生命J1リーグ第25節 神戸0―1C大阪(16日・ノエビアスタジアム神戸)

 4試合が行われ、2位のC大阪は元日本代表FW柿谷曜一朗(30)の今季リーグ戦初ゴールが決勝点となり、敵地で神戸を1―0で下した。前半途中に退場者を出し数的不利となったが、後半17分に右からのクロスを頭で合わせた。チームは2005年にリーグ7連勝して以来となる15年ぶりの6連勝。この日試合のなかった首位・川崎との勝ち点差を5に縮めた。また菅義偉新首相(71)が誕生したこの日、Jリーグ唯一の同姓、札幌MF菅大輝(22)が鳥栖戦で10試合ぶり白星に貢献した。

 クラブの顔・柿谷の意地の一撃が、苦境にあったチームを救った。前半33分、カウンターからシュートした都倉が、こぼれ球を押さえたGKを蹴る反則で一発退場。以降は防戦一方となる中、決定機は後半17分に訪れた。敵陣でボールをキープしたMFデサバトが、ゴール前にクロス。10人になってからは左MFから1トップにポジション変更していた柿谷がニアに飛び込みゴールネットを揺らした。今季リーグ戦初得点が決勝点となり、「1、2回はチャンスがあると思っていた。クロスのタイミングと動き出しがかみ合った」と納得の表情を浮かべた。

 虎の子の1点を持ち前の堅守で守りきり、今季8度目のクリーンシート(無失点試合)を達成。17試合を終えリーグ総失点14は18チーム最少だ。柿谷も「僕が決めたということより、守備陣が0に抑えてくれたから。全員がやるべきことをやった結果」と胸を張った。

 4歳で下部組織のスクールに入団した生え抜きは1月、30歳を迎えた。「4―4―2」の左MFのポジション争いでは、不動の司令塔であるMF清武に定位置を明け渡しており、先発はこの日が4試合目。ベンチスタートが多くとも、ハーフタイムには先発メンバーに積極的に声をかけるなど自身の役割は十二分に理解している。「常に試合に出るメンバーは疲労がたまる時期。出てなかったメンバーが絶対連勝を止めないようにしないといけない試合だった」と柿谷。一戦への意気込みは誰よりも強かった。

 過密日程のなかで15年ぶりの6連勝をマークし、先頭をひた走る川崎の姿をようやく捉えた。「僕らが追っていかないと川崎もJリーグも面白くないと思う」。怒とうの快進撃で、逆転Vへ望みが出てきた。(種村 亮)

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