保田克也がプロ7連勝 大橋会長「まれに見る技術戦。MVPだ」と絶賛

ピッコロ・ヴォリバー(左)を攻める保田克也
ピッコロ・ヴォリバー(左)を攻める保田克也

◆プロボクシング スーパーライト級(62・0キロ契約)8回戦 〇保田克也 (判 定) ピッコロ・ヴォリバー●(16日、東京・後楽園ホール)

 保田克也(28)=大橋=が元日本ランカーのベネズエラ人ボクサー、ピッコロ・ヴォリバー(29)=カシミ=に判定勝ち。プロデビューからの連勝を「7」(4KO)に伸ばした。

 左構えの保田は、右手で距離を測りながら要所で左ボディー、ストレートを打ち込んだ。オーソドックスのヴォリバーは途中、サウスポースタイルに切り替えるなど揺さぶってきたが「ああいうことをするのは知っていた」と動じない。だが、左の強打がさく裂しないまま試合終了のゴング。ジャッジ1人がフルマークをつけるなど3―0の判定勝ちだ。

 「良かったのは勝ったことと8ラウンドできたことだけ。ああいう相手にはスタミナをけずるようにしないと。スムーズにジャブを突いた方がよかった」と保田は囲み取材で反省。隣の大橋秀行会長が「普通なら記憶に残る凡戦、と思われるだろう」と言うと、保田はハッとした表情を見せた。だが、師匠は慌てて「いや、いや、一般的に見たら、そうかもしれないということ。でも、俺の目には、まれに見る技術戦、だったよ。すごい試合だった」と絶賛した。

 茨城・小美玉市生まれの保田は、中3の時に、元日本スーパーフライ級王者・中島俊一氏が会長を務める地元ジムでボクシングを始めた。中大では主将を務め、2013年の国体成年の部ライトウエルター級で優勝もしている。だが、就職を機に一度はボクシングから離れた。再び競技への熱意を思い出した時にジムに招いてくれたのが、中島氏と同じヨネクラジム出身の大橋会長だ。

 大橋ジム勢はこの日4戦4勝。「保田が今日のMVPだよ」。大橋会長の一言で、プロ7連勝を飾った保田に、ようやく笑顔が見られた。

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