【尾車親方の目】絶好調の正代、全勝か14勝で乗り切ったら大関ある

遠藤を押し出しで下した正代(左)(カメラ・矢口 亨)
遠藤を押し出しで下した正代(左)(カメラ・矢口 亨)

◆大相撲秋場所3日目(15日、東京・両国国技館)

 パーフェクトな3日間。正代が絶好調だ。遠藤との一番、あごを上げて胸を出す立ち合いは相変わらずだが、左からかち上げて一気に走った。当たりが強いから遠藤が両差しになった時にはもう土俵際だった。迷いがない。当たりも強烈。足も出ている。圧力も伝わっている。関脇として今年の春場所で8勝で7月場所が11勝。3日間の相撲ぶりは、今場所もし全勝か14勝で乗り切ったら、大関昇進の声がかかっても不思議ではない。

 あの立ち合いには賛否があったはず。どの親方も「もっと低く行け」とアドバイスしたに違いない。しかし、体に染みついた癖は簡単に直らない。正代も変えるつもりはないだろうが、修正を加えていたのも事実だ。昨年までは跳び上がるように胸で当たっていた。それでは圧力が上に逃げてしまう。しかし、今年になって悪癖を封印して“正代の立ち合い”というものを磨いた。「もしかしたら」と期待してしまう好内容だ。(スポーツ報知評論家)

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