歌舞伎俳優の松本幸四郎(47)が15日、東京・日本記者クラブで「歌舞伎はいま」と題した会見を行った。現在、東京・歌舞伎座公演に出演中で合間を縫って出席した。
幸四郎はコロナ禍にテレビ会議アプリ「Zoom」生配信による図夢歌舞伎「忠臣蔵」を発案し、話題に。「舞台に立てない虚無感と、今、何か動いて発信しなければ歌舞伎がなくなってしまう」という不安に駆られて生まれたことを明かした。今後も図夢歌舞伎をひとつの上演形態として続けていきたいという。