嵐、国立競技場で無観客コンサート配信…“最後の生姿”より「安全守る」…コロナ禍で苦渋決断

国立競技場
国立競技場

 人気グループ・嵐が15日、有料ファンクラブサイトで無観客での配信公演として東京・国立競技場でのコンサート「アラフェス 2020」を開催すると発表した。日時は未定ながら、年内に実施。当初は5月15、16日に開催予定もコロナ禍の影響で最終的に有観客での開催を断念。グループは今年末で活動休止する。同公演はファンの前に直接、生の姿を見せる最後の機会となる可能性もあった。一方、デビュー記念日の11月3日に3年ぶりオリジナルアルバム「This is 嵐」の発売も発表された。

 今年末の活動休止まで残り3か月半に迫った嵐が、有観客での国立競技場公演の開催を断念した。ファンクラブ会員向けに投稿した動画の中で、松本は「ファンの皆さま、そしてスタッフの安全を守るため」と苦渋の思いで配信公演に切り替える思いを明かした。

 昨年1月、グループ活動休止を発表。同年12月25日まで実質的な“ラストツアー”となる20周年記念の5大ドームツアー「5×20」を開催した。だが、国立公演はファンにとっても休止前に5人そろった生の姿が見られる貴重な“最後の機会”でもあった。グループが成人を迎えた昨年11月3日に開催を発表し、5人にとっても思い入れのある特別な国立競技場。松本は「直接会えないというのは非常に残念な思いもありますが、逆に言うとファンクラブ会員の皆さまが全員同じような状況で見られる形になったというふうにも捉えております」と前を向いた。

 ジャニーズでは、すでに年内に開催予定だったアリーナクラスの大型会場での全公演を中止し、配信に切り替えている。政府はイベント開催について、19日から5000人の上限を取り払い、収容人数の50%以下へと制限を緩和するガイドラインを発表。だが、年内でのフル解禁は厳しい状況のままだ。当初、国立公演は最大8万人×2日間=16万人の集客を見込んでいた。50%制限とはいえ、1日4万人近くが密集するのはリスクがある。チケット争奪戦もなく全員の目に触れる形にすることが最善と判断した形だ。

 この日は21年前に米ハワイでグループ結成とCDデビュー決定を発表した記念日。配信公演のほか、動画の中でデビュー記念日の11月3日にアルバム「This is 嵐」を発売することも発表した。オリジナルアルバムとして「untitled」(17年10月)以来3年ぶり17作目となる。

 今月18日には、ハワイ出身の世界的歌手ブルーノ・マーズ(34)が制作、プロデュースしてグループ初の全編英語詞のデジタルシングル「Whenever You Call」の発売も控える。休止まで残された時間で活動も限られるが、相葉雅紀(37)は、動画の中で「忙しいもんね。今ね、久々に忙しいもん」と充実の表情。櫻井翔(38)も、新アルバムについて「結構、盛りだくさんの内容になる予定。新しい楽曲も含めて楽しみにしていただけたら」と自身たちも残された時間を存分に楽しむつもりだ。

 ◆嵐の2020年

 ▼2月17日 4月に予定していた中国・北京でのコンサート開催を断念

 ▼同26日 3年ぶり史上最多6度目の日本ゴールドディスク大賞「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」

 ▼4月1日 ジャニーズ初のYouTube配信企画に出演

 ▼同14日 国立競技場で5月15、16日に予定していた公演の延期を発表

 ▼6月16日 ジャニーズによる有料配信ライブ初日に登場

 ▼7月29日 米津玄師が作詞作曲した「NHK2020ソング」のシングル「カイト」発売

 ▼8月5日 通信大手・ソフトバンクとの新プロジェクト発表会に出席。昨年末のNHK紅白歌合戦以来、CM発表会見となると5年ぶりに5人そろって報道陣の前に登場

 ▼同11日 ベスト盤「5×20―」が19年に最も売れたアルバム(330万枚)ギネス世界記録に認定

 ▼9月9日 大野智の5年ぶり3度目の個展が開幕

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