【巨人】大城卓三、決勝2点適時打!先発マスク12連勝…開幕11連勝の菅野と無双バッテリー

6回1死満塁、右前に勝ち越し2点適時打を放ち、塁上で喜ぶ大城(カメラ・橋口 真)
6回1死満塁、右前に勝ち越し2点適時打を放ち、塁上で喜ぶ大城(カメラ・橋口 真)
試合に勝利し、ナインとタッチする大城(右から2人目)
試合に勝利し、ナインとタッチする大城(右から2人目)
6回、岩貞(手前)から適時打を放つ大城
6回、岩貞(手前)から適時打を放つ大城
大城がスタメンマスクの試合は12連勝
大城がスタメンマスクの試合は12連勝

◆JERAセ・リーグ 巨人6―3阪神(15日・東京ドーム)

 こみ上げる笑みを抑えることができなかった。大城は一塁上で、両腕を突き上げた。視線の先で、一塁ベンチ前でキャッチボールをしていた菅野も右拳を強く握る。「いつも野手陣が助けられているので、今日は助けたかった」。決勝の2点適時打。憧れの先輩に大記録を“プレゼント”した。

 気持ちのこもった劇打が生まれたのは6回だった。同点に追いつき、なお1死満塁。岩貞の初球、高めに浮いたスライダーをはじき返した。フラッと上がったハーフライナーが右前で弾む。勝ち越しの2点適時打だ。2回1死一、三塁で見逃し三振に倒れていただけに「初めのチャンスで三振していたので、何とかしようと打席に立ちました」とリベンジに燃えていた。8回にも貴重な6点目をもたらす中前適時打を放ち、2安打3打点。9月は36打数15安打で打率4割1分7厘と絶好調だ。

 守っても存在感を増してきている。7回無死一、二塁、打者・梅野の2球目で相手がバスターエンドランを仕掛けてきたが、空振りを奪った後、三塁に正確に送球して二塁走者を刺し、危機の芽を摘んだ。原監督も「インサイドワーク含め、周りがよく見えるようになった。ああいう(相手が仕掛けた)時にも、ネットワークを広げてね。非常に成長している」と絶賛。この日で先発マスクをかぶった試合は12連勝中。「打てる捕手」から「勝てる捕手」へと変貌(へんぼう)を遂げつつある。

 その最大の要因はやはり、エースと組めていることだ。球界最高峰の投手の頭脳に追いつけ追い越せともがく日々。菅野の登板後には翌日までに必ず“反省会”を開く。「リードのことに関しても、毎試合、毎試合、重ねるごとに教えていただいて。本当に感謝しています」。バッテリーで登場したヒーローインタビューでは、菅野からリードに関して強烈な“ダメ出し”を食らったが、今回の反省会の題材として、血肉に変える。

 伝説的なOBスタルヒンに並ぶ開幕11連勝をマークしたエースとコンビを組むことは、楽しみも重圧もある。「どっちもあります。でも、純粋に負けないということはうれしいですね」と笑う。母校・東海大の先輩の大連勝は、自らにとっても成長の舞台。勝ちっ放しでいく。(西村 茂展)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
試合詳細
6回1死満塁、右前に勝ち越し2点適時打を放ち、塁上で喜ぶ大城(カメラ・橋口 真)
試合に勝利し、ナインとタッチする大城(右から2人目)
6回、岩貞(手前)から適時打を放つ大城
大城がスタメンマスクの試合は12連勝
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