【宏太’Sチェック】ぶれずに将来につながる戦いを

後半ロスタイム、ヘディングでゴールを狙う札幌FWアンデルソンロペス
後半ロスタイム、ヘディングでゴールを狙う札幌FWアンデルソンロペス

◆明治安田生命J1リーグ第16節 札幌3―4浦和(13日・札幌ドーム)

 圧巻の内容だった浦和戦だが、サッカーはゴール数が勝敗を決めるスポーツ。ロングボール1本から杉本に決められた2失点目などは、リスクマネジメントが全くされていなかった。蹴られる瞬間には下がる準備をするとか、簡単に修正できる所はしていかないと。

 今年は昨季王者のマリノス(10位)などもそうだが、ボール保持するチームが、意外と結果を出せていない。札幌のサッカーは頭も体力も使う。今年のように中2日などの過密日程でやり続けるには、高いレベルの継続が要求されるし、サブのメンバーのパワーも必要になる。前線が決められないでいると、集中が一瞬切れた際の隙を突かれ、引いて守っていたチームがカウンターで一気に力を出し、得点につなげるシーンが増える状況になっている。

 ただ、今は勝ち点を取ることだけを、ひたすらに追い求める時ではないと思っている。一発のカウンターでやられることはある程度は我慢し、ボールを握る戦いをやり続けることで来年、必ず力がつく。勝てないから「誰が駄目」「これが悪い」ではなく、続けることで残る財産が大きいと信じること。ぶれずにやっていけば、オートマチックに動けるようになり、勝てるチームになっていくと予感させるだけの試合は見せているのだから。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

試合詳細

サッカー

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