札幌大FWの半田航也 J3秋田入り…下部組織出身、16日にも正式発表

J3秋田での飛躍を誓う札幌大・半田
J3秋田での飛躍を誓う札幌大・半田

 札幌大サッカー部のFW半田航也(4年)が、現在J3首位を走るブラウブリッツ秋田へ来季加入することが15日、分かった。既に仮契約を結んでおり、16日にもクラブ、大学を通じ正式に発表される。秋田下部組織出身の半田は全国大学選手権42回出場、1976年には全国4強入りした名門で成長。札幌大からは2年ぶり4人目となる、大卒直接でのJ入りをつかんだ。体作りに励み、得点感覚に磨きをかけたストライカーが、Jの舞台でもゴール量産を狙う。

 J3首位の秋田から札幌大・半田にオファーが届いたのは今月はじめのことだった。背番号9にとってアカデミーで中高時代を過ごした古巣。「話を頂いたときはうれしかった。Jはうまい人、強い人がゴロゴロいる世界。そこで自分がどう生きていくか」。札幌大としても95年広島入団の萩野英明氏(47)、04年札幌入団の河端和哉現札幌大監督(38)、19年水戸入団の平塚悠知(24)以来4人目の大卒J入りに、表情を引き締めた。

 自慢の得点感覚をJでも魅せる。憧れのドイツ1部・バイエルンFWレバンドフスキ(32)=ポーランド=さながら、一瞬の速さを生かした裏への抜け出しとクロスへのタイミングの良い入りが真骨頂。コロナ禍を経て再開した夏以降の公式戦でも天皇杯道代表決定戦の準決勝(8月8日)、決勝(同9日)、道学生1部Lの開幕戦(9月6日)と得意の形で3戦連発。身長こそ大きく変わらないが、筋肉量で体重は入学時68キロから74キロに。地道な筋トレが実り、点取り屋としてのすごみを増した。

 高校時は線が細くトップ昇格がかなわなかったが、映像などで活躍を追い続けてきた秋田の池田昌広強化担当(38)も「得点への嗅覚は天性で、そこに強さが加わった。今ならJでもやれるはず」。秋田としても下部組織から大学経由で復帰する初のフィールドプレーヤーとして期待は高い。

 秋田は今季、開幕から14戦無敗でJ3首位を快走中。17年には優勝したもののJ2ライセンス未交付で実現しなかった昇格を狙える位置にいる。半田は早ければ16日から練習に合流し、在学中から公式戦出場が可能な特別指定選手登録も進められる見込みだ。「プロへの思いの強さが今はもう危機感に変わった。ここからが本当の勝負。勝利に貢献できるよう成長したい」。“遠回り”を経てたくましくなった半田が、新天地でも飛躍を目指す。

 ◆半田 航也(はんだ・こうや)1998年9月27日、秋田・潟上市生まれ。21歳。出戸小1年からFCスティンガーでサッカーを始める。天王南中1年からブラウブリッツ秋田U―15、男鹿工高1年から同U―18所属。3年時には背番号9のエース。札幌大では1年からトップチームに帯同、3年からスタメンFWに定着。4年から背番号9。好きな選手はポーランド代表FWレバンドフスキ。179センチ、74キロ。利き足は右。家族は両親と弟。

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