コロナ禍での五輪実施へ、組織委の武藤事務総長 IOCコーツ調整委員長の意見に同調「我々の考え方と一致している

武藤事務総長
武藤事務総長

 東京2020組織委員会は15日、都内で理事会を行い、終了後に武藤敏郎事務総長が記者会見を行った。 延期された東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員長を務めるジョン・コーツ副会長が「コロナがあろうとなかろうと開催される」と発言したことに「必ずしもそぐなわない」としつつも、武藤事務総長は「コーツ調整委員長とは緊密な電話会議等で話し合いをしている。発言は、もちろんしっかりとしたコロナ対策を行うことが前提だと思うが、来年開催するという我々の考え方と一致していると私は理解している」と語った。

 政府と東京都、大会組織委員会は五輪コロナ対策調整会議の初会合を4日に開催。今月24、25日のIOC調整委員会では、すでに方針を固めた経費削減に伴う簡素化の見直し、方針について、合意を目指す考えも示した。「調整委員会で中身については合意する。削減額の詰めも行い、数字が得られたら公表したい」と話した。

 また理事会では複数の理事から組織委員会にコロナ対策における要望も寄せられた。「五輪開催を目指す努力をしている組織委員会の活動が必ずしもうまく発信できていない」「国民が十分分かってくれてない」「もっとやれるんだというイメージをもってもらうような広報活動や強い発信が必要だ」などの意見が出たという。

 海外からの選手団の入国が課題に挙がる中で、「国の関連部局、法務省などと連係して入出国後の行動ルールなど、日本で大会ができると安心してもらえる発信を十分にして欲しい」「濃厚接触者になったらどうなるのか。きちんと答えられるようなコロナ対策が重要だ」との意見も寄せられた。

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