芦名星さんが死去、様子を見に行った兄が発見…「相棒」準レギュラーで出演予定だった

芦名星さん
芦名星さん

 女優の芦名星(あしな・せい)さん(36)が14日午前6時30分頃、東京・新宿区内の自宅マンションの寝室で死亡しているのが見つかった。連絡が取れず、様子を見に行った兄が発見した。捜査関係者によると、現場の状況から自殺を図ったとみられる。遺書は見つかっていない。警視庁が詳しく調べている。テレビ朝日系ドラマ「相棒」など出演作品を控えた中での突然の死に、芸能界に衝撃が走った。

 捜査関係者によると、芦名さんは14日午前6時30分ごろ、自宅マンションの寝室で死亡した状態で見つかった。死後1~2日が経過していたとみられる。親族は13日から芦名さんと連絡が取れないと話しており、様子を見に行ったところ、遺体で発見された。

 捜査関係者によると、そばにロープがあり、現場の状況から首をつって自殺を図ったとみられる。遺書とみられるものはなかったという。

 所属事務所「ホリプロ」は同日、公式ホームページで芦名さんの訃報を報告。「お世話になった関係者の皆様、ファンの皆様にこうしたご報告を差し上げることは大変辛(つら)く、悲しく、残念でなりません。大切な仲間の突然の訃報に接し、所属タレント・社員共に、今はまだ現実を受けとめることすら出来ない状態です」と悼んだ。

 芦名さんは14日発売の週刊プレイボーイのグラビアに登場。水着や下着姿などを披露していた。ドラマでは、俳優の水谷豊(68)が主演するテレビ朝日系ドラマの新シリーズ「相棒 season19」(水曜・後9時)に準レギュラーとして出演予定だった。関係者は「暗いそぶりは全くなかった」と驚き、「仕事も順調で、これからドラマや映画作品への出演を控えていたようです」。別の制作会社関係者によると、「演じたことのない役をもっと積極的にやってみたい」と語るなど、いつも明るい印象だったという。

 芦名さんはファッションモデルを目指して上京し、2002年にモデルデビュー。その後女優に転身し、08年には総製作費30億円の国際プロジェクトとなった日本・カナダ・イタリア合作「シルク」(フランソワ・ジラール監督)では、数千人のオーディションで少女役を勝ち取り、米俳優マイケル・ピット、英女優キーラ・ナイトレイ、役所広司らと共演。「『シルク』は私のすべての始まりのように思います」と話していた。

 福島県郡山市出身で、東日本大震災では両親や兄も被災。復興支援活動に尽力したほか、地元テレビ局の震災関連番組では毎年のようにナレーションを務め、福島の今を伝え続けていた。

 芸能界では俳優・三浦春馬さん(享年30)が7月に急死。自殺とみられている。

 ◆芦名 星(あしな・せい) 1983年11月22日、福島県生まれ。中学卒業後に上京し、スカウトされ芸能界入り。ファッション誌のモデルを務めたのち2002年にTBS系「しあわせのシッポ」で女優デビュー。06年日本など5か国の合作映画「シルク」のヒロインに抜てきされ話題に。08年BSフジの「ジュテーム~わたしはけもの」で連ドラ初主演。映画やドラマで幅広く活躍し、主な出演作にNHK大河「八重の桜」(13年)など。

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