【特別企画】プロ初安打、どうしても撮りたかったツーショット…カメラマンが選んだ「坂本勇人のベストショット」

坂本がプロ初安打を放った試合後に撮影された、原監督との2ショット
坂本がプロ初安打を放った試合後に撮影された、原監督との2ショット

 巨人・坂本勇人内野手(31)が通算2000安打達成まであと「48」に迫っている。スポーツ報知では、カメラマンが選んだ「勇人のベストショット」を全10回でお届けする。

 第1回は安藤篤志カメラマン撮影のプロ1年目の姿。

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 2007年9月6日、坂本勇人選手はプロ初安打を放った。延長12回2死満塁から上原浩治投手の代打として出場し、センター前にポトリと落ちる決勝の2点タイムリーを叩き出した。

 試合後、大粒の汗を額に光らせながら笑顔でインタビューに答えるヒーローを横目に、私は引き揚げる原辰徳監督のもとへ走った。 「監督!坂本選手とツーショットを撮らせて下さい」。バスに乗り込む指揮官は「おお、いいぞ」と快諾してくれた。

 プロ初勝利を挙げた投手の場合、ベンチ前でウィニングボールを手に監督と握手する記念撮影は恒例だが、プロ初安打の場合それはない。

 しかしこの日は違った。期待されたドラフト1位のプロ初安打とあって、どうしても監督とのツーショットをファインダーに収めたかった。

 宿舎へ戻るバスは2台。あとは監督と同じバスに乗ってくれる事を祈った。大勢の記者に囲まれながら現れた坂本選手は監督の乗るバスへと歩を進めた。

 「よっしゃあ」と心の中で叫びながらバスに乗り込むヒーローを追った。

 「勇人、ナイスバッティング!」車内に原監督の大きな声が響いた。がっちりと握手を交わし、さわやかな笑顔で応える若武者。プロとしての坂本選手の歩みは、確かにこの夜から始まった。(安藤 篤志)

巨人

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