【福島】学法石川が日大東北を破り8強。中断明け集中打で逆転

走者一掃3点適時三塁打を放ち、三塁上で笑顔を見せた学法石川の倉田
走者一掃3点適時三塁打を放ち、三塁上で笑顔を見せた学法石川の倉田

◆高校野球秋季福島県大会 ▽2回戦学法石川8-3日大東北(13日・ヨーク開成山)

 強豪私立校対決の2回戦は、学法石川が降雨中断で変わった“流れ”をものにして日大東北に8―3で逆転勝ちし8強進出を決めた。3番・倉田春也右翼手(1年)が4回に走者一掃の逆転三塁打を放つなど、3打数3安打4打点と活躍した。

 雨天中断となった3回終了時からの36分間で、学法石川ナインの心が切り替わった。3点差を追う展開にも、名将・佐々木順一朗監督(60)が「この雨でうちは流れが変わっていい」と話せば、選手全員が「次の回が初回だと思って切り替えていこう」と一致団結した。

 4回1死二塁で黒川凱星遊撃手(1年)が適時三塁打を放ち打線を勢いづけると、2死満塁で打席に立った倉田が「上位打線が当たっていない。自分が打つしかない」と真ん中高めのスライダーを初球打ち。逆転の中越え3点三塁打に、ナインから拍手喝采が湧き起こった。

 県南支部予選では、倉田は全3試合でマルチ安打を達成。絶好調のまま県大会に乗り込んだが、決してバットを振り回すことはない。「長打のあとは振りが大きくなりがちなので単打を狙う」。中学時代は全日本中学選手権ジャイアンツカップ4強の八王子リトルシニアでプレーした倉田は、チームメートだったホームラン打者から教わった心得を高校でも実践している。中学時代は苦手だった逆方向への打撃も克服し、指揮官も「倉田は右にも左にも打ち分けられる」と評する。

 長打力もあるが、「次戦(19日、対湯本)も単打の意識でつなげていく」と意気込む倉田が、チームを20年ぶり秋の福島王者へ導く安打を重ねる。

(小山内 彩希)

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