【札幌】逆転負けで9戦0勝 後半ロスタイム浦和に痛恨V弾

後半ロスタイム、4点目を奪われ、ピッチに倒れ込む札幌の選手たち
後半ロスタイム、4点目を奪われ、ピッチに倒れ込む札幌の選手たち

◆明治安田生命J1リーグ第16節 札幌3―4浦和(13日・札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌は逆転負けを喫し、9戦勝ちなしとなった。ホーム・浦和戦は前半20分までに2点を奪われたが、同35分までにFWジェイ(38)がクラブのJ1ホーム通算200点、201点をいずれも頭で決め同点に。後半22分、DF福森晃斗(27)の右CKが相手のオウンゴールを誘発し、3―2とリードするも、同30分に追い付かれ、ロスタイムにも失点。3―4で力尽きた。4試合ぶりの得点を挙げるも、7月26日の横浜M戦(3〇1)から遠ざかる白星は、またも手にできなかった。

シュート数3倍 後半ロスタイム、歓喜する浦和イレブンの横で、札幌の選手がピッチに崩れ落ち、横たわった。一時は逆転しながら、終了間際に決勝点を奪われての敗戦。シュート数は23対8と相手の3倍近くを放ち終始圧倒しながら、勝ち点3を逃した。1得点目がクラブのJ1ホーム通算200点目となったジェイは「歴史に残るゴールを決められたのは良かったが、勝利につながらないと意味がない」。ぶ然とした表情で思いをぶちまけた。

 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(62)が「立ち上がりは消極的なプレーが目立った」と言ったように、前半20分までに2失点。3試合連続無得点の中、嫌な空気が流れかけたが、自分たちの力で断ち切りゴールを重ねた。悔しいのは、終盤ミス絡みで失点しての敗戦。ジェイは「チームのパフォーマンスは良かったが。非常に残念な結果」と悔いた。

 収穫はあった。前半35分、福森が右からのクロスをジェイの頭に合わせ、今季初アシストを記録した。7月22日のF東京戦で左膝内側側副じん帯を痛め、3試合を欠場。痛みは消えていないが「今年は得点もアシストも0。チームに何もできてないまま休んでいられない」とピッチに立ち続けた。相手OGの3点目も自身の右CKからと、昨季チーム最多の8アシストを挙げた左足に輝きが戻ってきた。「キックの感じは良くなっている。ただ失点にも絡んだし、守備の意識は高くやっていかないと」。手応えは自信に変え、課題は修正し、存在感を高めていく。

 勝ちから遠ざかる状況に、指揮官は「責任を感じる」と口にしたが「仕事を与えられる限りは全うする」とも言い切った。クラブも主力が抜ける中で好内容を演じている指導力を評価し、交代は考えていない。方向性にぶれのないことは、苦境脱出へ最良の道となる。(砂田 秀人)

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