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【セントウルS】ダノンスマッシュ、快勝で重賞6勝目 スプリンターズSで悲願のG1制覇だ

ダノンスマッシュ(右)が、メイショウグロッケ(手前)とミスターメロディの2着争いを尻目に重賞6勝目のゴールへ
ダノンスマッシュ(右)が、メイショウグロッケ(手前)とミスターメロディの2着争いを尻目に重賞6勝目のゴールへ

◆第34回セントウルS・G2(9月13日、中京・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズ最終戦、第34回セントウルSは13日、中京競馬場で争われ、1番人気のダノンスマッシュ(三浦)が直線で抜け出して重賞6勝目。スプリンターズS(10月4日、中山)の優先出走権を手にした。

 悲願中の悲願のG1にまたまたまた王手をかけた。ダノンスマッシュが力強く抜け出して秋初戦を快勝。6つ目の重賞タイトルは、スプリント重賞に限れば、偉大な父に次ぐ2位タイの5勝目。今度こその思いが続く国内スプリントG1・4度目の挑戦も、また白星を手にして向かうことになった。

 今回と同じ舞台の3走前(高松宮記念10着)はスタートでつまずいてリズムを崩したが、きょうはゲートを決めて、好位へ。前半3ハロン33秒0の速い流れでも手応えは抜群。残り200メートルで逃げるセイウンコウセイをとらえると、後続に影も踏ませない。「(いい)位置を取った瞬間に、馬の気持ち次第で、直線早め先頭、そこまで考えていました」と三浦の思い描いた通りの展開になった。

 春先は栗東・坂路で49秒台が出ていた馬だが、この中間は51秒台がやっと。9日の追い切り後「(先週もそうでしたが)今朝の段階でも体に余裕がありましたから」と安田隆調教師。騎乗した安田助手も「ずぶくなっている」と指摘していたが、周囲の不安をよそにマイナス6キロでの出陣。馬が自分で体をつくった。

 「センスがいいし、学習能力が非常に高い。(前2走で)1400メートルから1600メートルを使ったことが道中のゆとりにつながった」と鞍上。マイル、海外を含めてG1・8度目の挑戦を前にバージョンアップを果たしたダノンスマッシュ。5歳秋にして、機は熟した。(玉木 宏征)

 ◆ダノンスマッシュ 父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(父ハードスパン)。栗東・安田隆行厩舎所属の牡5歳。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産。通算20戦9勝(うち海外1戦0勝)。主な勝ち鞍は18年京阪杯、19年シルクロードS、同キーンランドC、20年オーシャンS(以上、G3)、同京王杯スプリングC・G2。総収得賞金は3億9755万9000円(海外0円)。馬主は(株)ダノックス。

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