2年ぶり全米制覇の大坂なおみ「より完璧に近い選手になった」

アザレンカ(左)とラケットタッチする大坂なおみ(ロイター)
アザレンカ(左)とラケットタッチする大坂なおみ(ロイター)

◆テニス 全米オープン第13日(12日・ニューヨーク)▽女子シングルス決勝 大坂なおみ(日清食品)1―6、6―3、6―3アザレンカ(ベラルーシ)

 第4シードの大坂なおみ(22)=日清食品=が2年ぶりの全米オープン優勝を果たした。決勝で世界ランク27位ビクトリア・アザレンカ(31)=ベラルーシ=に逆転勝ち。18年全米、19年全豪に続く4大大会3勝目は、女子の李娜(中国)を抜きアジア勢単独最多となった。全米の複数回優勝は史上12人目。優勝賞金300万ドル(約3億1800万円)を獲得し、世界ランクも9位から3位に戻る。

 試合後の会見にはNBAレイカーズで活躍した、兄と慕う故コービー・ブライアントさんの背番号8のユニホームを着て現れ「よいしょ~」と椅子に座った。以下、会見での主な一問一答。

 ―大会を振り返って

 「大半は大変な時間だった。特に隔離空間に入った当初は考え過ぎてしまった。優勝できるかどうか、ツアー中断中にハードワークしてきたことを見せるチャンスがほしいとか」

 ―最終セットまでもつれた

 「4大大会の決勝で、精神的にとてもタフな試合だった。第1セットはとてもナーバスで足が動かなかくて、何もできなかった。第2セットからは全てのポイントでトライし続けようと思った。最終セットで(第7ゲームの)サービスゲームを落として、とてもナーバスになっていたのが分かったと思う」

 ―2年前の優勝と比べて

 「環境も全く違う。前回は隔離空間じゃなかったし、観客もたくさんいた。最終的には前回と同じように、コート上でコントロールできることだけに集中できた」

 ―2年前の自分は赤ちゃんと表現し、19年全豪の時は精神年齢が5歳だと言っていた。今はどうか

 「2年の間にプレーした全ての試合が私を形作り、成熟させた。特にここでの試合は本当にタフだった。だから今は、より完璧に近い選手になっていると思う」

 ―人種差別問題への抗議を積極的に発信している。ブライアントさんへの思いもあったか

 「自分がやったことを彼が誇りに思ってくれたらと思う。彼は多くのレガシー(遺産)をくれた。1人の人がこれだけ多くの人に影響を与えるのかと思った。彼は私がそういう存在になれると思っていて、将来的にそうなれたらとは思っている」

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