渋野日向子、昨年11月以来の67で猛追「コーチから60台を出せば、ステーキをおごってあげると」

10番でティーショットを放つ渋野(ロイター)
10番でティーショットを放つ渋野(ロイター)

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 ANAインスピレーション 第3日 12日、米カリフォルニア州ミッションヒルズCC、賞金総額310万ドル(約3億2860万円)、優勝46万5000ドル(約4929万円)、無観客

 第3ラウンドが行われ、渋野日向子(21)=サントリー=は首位と12打差の52位で出て6バーディー、1ボギーの67をマーク。通算4アンダーでホールアウト時点で、首位と8打差の21位まで浮上した。

 同じ1998年度生まれの“黄金世代”河本結(22)=リコー=とメジャーでは初の同組で回った。ショットの合間に日本語で談笑するなど、笑顔の中、雰囲気良くラウンドした。「久しぶりの土曜日のゴルフで、すごい伸び伸びと楽しく出来たのが良かった。結ちゃんとは試合では1年ぶりで、お互いに『ナイスバーディー』と言い合いながら楽しく回れました。最後まで集中力を切らさずに、粘るところは粘って、バーディーを決めるところは決めて、と絵に描いたようなゴルフが出来た」と渋野は充実の笑みで振り返った。

 今年初めて臨む“ムービングデー”は上は赤、下は黒いパンツ姿で登場。出だしの10番パー4は、ドライバーでの第1打をフェアウェー左へ運ぶと、アイアンでの第2打をピン左下6メートルへ。冷静にバーディーパットを沈めて笑顔がこぼれた。

 16番パー4は、アイアンでの第2打をピン右2・5メートルにつけて伸ばした。前日、ダブルボギーを喫した18番パー5は、アイアンでの第3打をピン上1メートルにつけてバーディーを奪った。首位と10打差の34位で前半を折り返した。

 1番パー4では前日に引き続き、トマトをモグモグして栄養補給。3番では11メートルをねじ込んでバーディー。6番はアイアンでの第2打がグリーン左奥のラフへ。アプローチが2メートルショートして初ボギーとなった。8番パー3は、アイアンでの第1打を2メートルにつけて伸ばした。最終9番は10メートルのバーディーパットを流し込んで、笑顔で締めくくった。

 「ロングパットが今日も良かったですね。3日間、3パットがなくいけているのがすごくうれしい。今までとは違うな、と自分でも思う。出だしから長いのが入ってくれてリズムに乗れましたね」と今大会で実戦で初めて試したクロスハンドグリップに手応えをつかんだ。

 ツアーでは、昨年11月の大王製紙エリエールオープン以来の60台をマークした。「久しぶりの試合での60台で正直、ビックリ。昨日の夜の食事で、青木翔コーチから『明日、60台を出したらステーキをおごってあげる』と言ってもらえていたので、すごい良かったです。アハハハ。100点に近いゴルフができたと思う」と“ステーキチャージ”に、満面の笑みを浮かべていた。

 日本人初のメジャー2勝目のかかる最終日へ。渋野は「明日はしっかり攻めて、良いスコアで、笑顔で終われるように頑張ります」と、明るい表情で目を輝かせた。

ゴルフ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請