女子ソフト25歳の右腕・浜村ゆかりが自身初のノーノー達成「上野(由岐子)さんがよくやっているので、自分もいつかやりたいなと」

7回を完投し、自身初のノーヒットノーランを達成した浜村
7回を完投し、自身初のノーヒットノーランを達成した浜村

◆ソフトボール ▽日本リーグ女子1部第6節 第1日 ビックカメラ高崎7―0ホンダ(12日、群馬・高崎市ソフトボール場)

 今季2戦目が各地で行われ、昨季優勝のビックカメラ高崎は同2位のホンダをホームの群馬・高崎市ソフトボール場で迎えた。ビックカメラ高崎は東京五輪代表候補の右腕・浜村ゆかり(25)が先発登板し、7回で計102球を投げ、無安打、無失点投球。リーグ7年目で自身初のノーヒットノーランを達成した。チームは代表候補で、主将の4番・内藤実穂(みのり、26)の2本の本塁打などで7得点を挙げ、今季初勝利をつかんだ。

 浜村は最後の打者を3球三振にしとめると、何事もなかったかのようにベンチに向かって駆けた。コロナ禍で「試合後の整列はベンチ前で」という日本協会のガイドラインに従い、ナインがマウンドに集まることはなかった。浜村はベンチ前で仲間から「ナイスピッチング」と祝福され、サングラスを外すと、ようやく自身の偉業に気づき「いつもの集合じゃなく、みんながベンチに帰っていたので、もう1イニングあったっけ? という感じでした(笑い)。この試合に勝つことを第一条件としていたので意識していなかった。初めての経験なのですごくうれしいです」と照れ笑いを浮かべた。

 右打者を6人並べてきたホンダ打線に対し、右打者のインコースへの変化球で翻弄した。初回先頭の長谷川優理(27)をインコースのライズボールで三塁へのファウルフライに打ち取ると、3番の強打者・森山遥菜(27)は内角のシュート系の球で三ゴロにしとめた。3つの四死球を出し、粘りながらも、9つのフライアウト、7つの内野ゴロの山を築いて「ボール球が多かったのは反省です。でもその中でしっかり攻め続けられたと思う。右打者へのインコースの攻め(の投球)が自分の中では良かった」とうなずいた。

 尊敬する同じチームの大先輩・上野由岐子(38)は過去に「ノーヒッター」を7回達成している。完全試合を含めると15回だ。実業団入りから7年、先輩の偉業をいくども目に焼き付けてきた。「上野さんがよくやっているので、自分もいつかやりたいなと思っていました」と感慨深げに話した。

 6日の今季開幕戦は先発のエース・上野が4回、被安打7の6失点を喫して降板した。浜村は5回から2番手としてマウンドに上がったが、1回と1/3を投げて1失点と悪い流れを断ち切れず、3番手の勝股美咲(20)にマウンドを譲っていた。この日は前戦の反省材料を持って臨み「やっぱりバッテリーで試合を作っていくことがすごく大事なので試合を作ることを意識していた」と語った。

 13日は同球場で、今季開幕から2連勝中の太陽誘電と“高崎ダービー”に挑む。「明日の一戦も自分たちにとって大事な試合。しっかり勝って、2連勝できるように頑張っていきたい」と力を込めた。

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