東京五輪へ肉体改造「1年あれば体も変わる」…丹羽孝希WEBコラム「一意専心」第1回

東京五輪代表・丹羽孝希がスポーツ報知の連載コラムに登場
東京五輪代表・丹羽孝希がスポーツ報知の連載コラムに登場

 卓球男子で東京五輪代表の丹羽孝希(25)=スヴェンソン=のWEB限定コラム「一意専心」がスタート。3度目の出場となる来夏の五輪に向け、不定期で近況やさまざまなテーマについて語ります。第1回ではこの半年間の練習の状況を振り返り、試合がない期間を活用して筋力強化に重点的に取り組んでいることを明かした。

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 卓球日本代表の丹羽孝希です。今回からスポーツ報知さんでコラムを連載することになりました。初めての経験ですし、「試合の結果が良くなかったらどうなるのかな」と不安もありますが、いろいろなお話しができればいいなと思っています。

 3月に東京五輪の1年延期が決まりました。その前から卓球も世界選手権やジャパン・オープンが延期になっていて、予定通りの開催は難しいかもしれないと思っていましたが、それでもびっくりした気持ちはありました。今は切り替えてはいますが、1年は長いので、五輪のことを考えるよりも目の前の一日一日の練習、目の前の試合を頑張っていこうと考えています。

 緊急事態宣言中はナショナルトレーニングセンター(NTC)が使えなくなりました。普段お世話になっている実業団にも行けなくなり練習する場所がない状況でしたが、(所属のスヴェンソンホールディングスが展開する卓球スクール)「TACTIVE」も営業を自粛していたので、そこを使わせてもらうことができました。自分次第でずっと練習できる環境にはありましたが、でも練習量は減らしながら、なるべく外出しないように過ごしていました。

 今も練習場と自宅の往復という生活が続いていますが、家では何か新しいことに取り組むというよりも、リラックスして、ゆっくり過ごす時間を増やすようにしています。昨年は20大会ぐらいに出たので、体もきつかったですし、試合がないことで気持ち的に解放されて、楽になった部分はあります。

 6月からナショナルチーム(NT)合宿も始まり、いい練習ができています。いつもは試合の前にやりこんで、終わったら休むというルーティンのようなものがあったんですが、今はそういうのがない。NT合宿がだいたい3~4週間あって、2週間空いてまた3~4週間という流れなので、合宿でやりこんで、空いた2週間に休んだり軽めに練習したりという感じで、メリハリをつけています。

 試合がない今は、がっつり筋力を上げる時期でもあると思っています。僕の理想は週2回は筋トレを入れたいんですが、試合が続くとなかなかできないし、海外では器具がないホテルもあります。今はNTCで3日おきぐらいのペースでやれていて、トレーナーの方に組んでもらったメニューで全身をバランス良く鍛えることを意識しています。数値も徐々に上がってきているし、体つきも引き締まってきたと思います。

 3月のカタール・オープンの時に52キロだった体重も、初めて56キロまで増えました。まだまだこれからですが、1年あればだいぶ体も変わってくると思うので、来年の7月、五輪までの計画を練って追い込んでいきたいです。

 14日にはTリーグのドリームマッチがあります。第1部は1ゲームマッチですが、日本代表選抜チームとして出るので、Tリーグ代表選抜にしっかり勝てるように頑張りたいです。第2部の(日本代表)女子との試合は今まで体験したことがないのでどうなるか分からないところもありますが、女子と試合をする機会もないので楽しみです。1点交代なので、まずは凡ミス、レシーブミスをしないこと。半年ぶりの試合なので楽しみたいと思います。

 ◆丹羽 孝希(にわ・こうき)1994年10月10日、北海道・苫小牧市生まれ。25歳。7歳から卓球を始める。青森山田高、明大を経てスヴェンソン所属。2013年全日本選手権優勝。五輪は12年ロンドンで団体5位。16年リオで団体銀メダル、シングルス8強。15、17年世界選手権男子ダブルス銅メダル。162センチ、56キロ。家族は両親と姉、弟。

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