【仙台六大学野球】プロ注目の仙台大・宇田川優希 11奪三振 平均球速アップ 直球で三振取れる

7回で11三振を奪った仙台大の宇田川
7回で11三振を奪った仙台大の宇田川

◆オープン戦 ▽仙台大3ー1七十七銀行(10日、七十七銀行野球部G)

 仙台六大学・仙台大は七十七銀行(宮城)戦に、最速152キロのドラフト候補右腕・宇田川優希投手(4年)=埼玉・八潮南出=が先発した。7回を5安打1失点、11三振を奪う好投で試合も3―1で勝利した。平均球速が増した直球をひっさげ、19日開幕の秋季リーグ戦で東北福祉大の5連覇を阻むことを誓った。

 仙台大の宇田川にとっては、自身の最大の武器を再確認した試合となった。最速は146キロにとどまったが、身長185センチ、体重93・5キロの体格から角度と重さのある直球を繰り出し、7回11奪三振。「三振をとれた球の多くが直球だった。終盤まで球威が落ちなかったのは自信になった」と胸を張った。この日、視察に訪れた阪神・葛西スカウトも、「球速以上に球がきていてキレもいい」と評した。

 宇田川は今春、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で部活動が休止となっていた約3か月間を、ウェートトレーニングにあて、直球の球速向上を図った。実家は埼玉県にあるが、寮に残り、スクワットなどに毎日1時間半取り組み、下半身を重点的に強化。「大学生活の中で一番やりこんだ」と話す。

 8月1日からのオープン戦では、実戦から遠ざかった影響から球が走らず、変化球でかわす投球を続けていた。「やっぱり真っすぐで勝負したい」と、8月下旬以降は直球中心の配球に変えた。最速の更新はまだだが、昨秋から平均球速が増していることに気づいた。「今までは先発すればアベレージが140キロ前半で、ムラもあった。最近は140キロ中盤を維持できている」と下半身強化の成果を実感しつつある。

 大学最後のリーグ戦で東北福祉大の5季連続優勝を阻むつもりだ。昨秋、東北地区代表決定戦の決勝で先発した宇田川は東北福祉大に5回3失点。チームは0―4で敗れ、明治神宮大会出場を逃した。「東北福祉大を抑えて全国に行きたい」と、意気込む。自身初の全国大会出場を、その右腕でたぐり寄せる。

(小山内 彩希)

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