星槎道都大の192センチ右腕・河村説人、プロ一本「覚悟決めた」志望届提出

ドラフト会議での吉報を待つ星槎道都大・河村(カメラ・川上 大 志)
ドラフト会議での吉報を待つ星槎道都大・河村(カメラ・川上 大 志)

 192センチの長身で最速150キロを誇る星槎道都大のエース右腕・河村説人(4年)=白樺学園高出=が大安吉日の10日、プロ志望届を提出し、北広島市内の同校で取材に応じた。今秋までに既に9球団が視察した大型右腕は、現在開催中の札幌六大学秋季リーグ(L)で結果を残し、10月26日のドラフト会議を待つ。

10・26ドラフト既に9球団視察 大きな体に自信をみなぎらせ、星槎道都大の河村は報道陣の前に登場。「プロ一本で。志望届を提出して、覚悟を決めた実感が一層わいてきました」とすがすがしい表情で言い切った。

 志望届を「気分良く出せた」理由は前日の快投にある。9日のリーグ戦(対東海大札幌戦)で先発した河村は、9回を投げ自己最多の17奪三振、無四球と圧巻の投球を見せた。前回先発した1日の北海学園大戦は制球に苦労し敗れたが、19年に日本ハム入りした先輩・福田俊投手(23)からの「なにしてんねん!」というLINEに発奮。短期間で「球速より外角中心の制球力。基本を大切に」と原点回帰。結果につなげ「紛れもなく自己最高の投球ができた」と胸を張った。

 アピールするのは、長い手足と上背、最速150キロの速球だけじゃない。元巨人外野手の二宮至監督(66)は「フォーク、カーブ、スライダーと変化球も多彩。けん制、クイック、バント処理、全てにおいて身のこなしがきれい」と絶賛する器用さもあわせ持つ。新型コロナで春季L中止期間は、グラウンド外でも器用さを発揮。自主練習の傍ら、好物のポテトサラダ作りに没頭し、味付けの“最高の配分”を見つけ出した。「ベーコン、玉ねぎ、コショウ。全てに役割がありバランスが大事。コショウは少し多めがいいです」。投球の修正と同様に、何事にもとことん向き合う探究心も強みだ。

最高のポテサラとことん探求! 運命の日に向け「今はリーグの勝利に集中して、自分をさらに磨きたい」。ポテサラ作りのように、最高の配分で硬軟を織り交ぜた投球で、最後のアピールを続ける。(川上 大志)

 ◆河村 説人(かわむら・ときと)1997年6月18日、むかわ町生まれ。23歳。鵡川中央小3年から鵡川ジュニアファイターズで投手として野球を始める。鵡川中では軟式野球部。白樺学園高では1年夏からベンチ入りし、3年夏の甲子園出場。卒業後は亜大に進学も1年で退学し翌年星槎道都大に再入学。2年春からベンチ入りし、3年秋には3勝するなど通算5勝3敗。同11月には大学日本代表に初選出。192センチ、87キロ。足のサイズは30センチ。家族は両親と兄、姉。

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