【札幌】8戦勝ちなし…菅野孝憲J1通算250試合、荒野拓馬&金眠泰100試合出場飾れず

前半、C大阪FW都倉(左から2人目)からボールを奪う札幌MF高嶺(右)
前半、C大阪FW都倉(左から2人目)からボールを奪う札幌MF高嶺(右)

◆明治安田生命J1リーグ第15節 C大阪2―0札幌(9日・ヤンマースタジアム長居)

 北海道コンサドーレ札幌はリーグ8戦連続で勝利をつかめなかった。敵地でC大阪に挑み、0―2。前半6分に自陣のパスミスから失点すると後半14分にも失点を重ねた。苦しい試合の中でGK菅野孝憲(36)がJ1通算250試合、MF荒野拓馬(27)とDF金眠泰(26)が同100試合出場を達成し、大卒ルーキートリオもリーグで初めてそろって先発出場。ベテラン、中堅、若手が一体となりトンネルの出口を探っていく。

 前半早々の失点が重くのしかかった。背負ったビハインドを190センチのFWジェイ(38)、189センチのFWドウグラスオリベイラ(26)の“ツインタワー”を中心に取り返そうと攻め続けたが、ゴールは遠く。リーグ3戦連続無得点で、7月26日の横浜M戦(札幌ド、3〇1)以来8戦ぶりの勝利をつかめぬまま、タイムアップを迎えた。

 立ち上がりからミハイロ・ペトロヴィッチ監督(62)が大切にする「デュエル」(個々の球際での戦い)で優位に立つべく、相手布陣に合わせ変則的なフォーメーションを採用。前線から圧力をかけ攻撃につなげたかったが、前半6分に自陣でのパスミスからC大阪にJ1通算1000得点となる先制点を献上。その後は試合を通じてペースを握るも、余裕を持って守備を整える相手に得点を奪い切れず。反対に前掛かりとなった守備をつかれ、後半14分に2失点目を喫するのも、5日の前節・広島戦(0●2)と同様の光景だった。

 それでも、指揮官が戦前から「今季だけではなく、来季以降に向けても強くなっていかなければいけない時期」と求めていたように、下を向いている時間はない。この日はMF田中駿汰(23)、高嶺朋樹(22)、金子拓郎(23)の大卒ルーキートリオがリーグでは初めてそろって先発を果たした。一方でこれまでも札幌でキャリアを重ねてきたベテランGK菅野がJ1通算250試合出場、MF荒野、DF金が同100試合到達。ベテランから中堅、若手までが徐々に融合し、コンセプトを共有して戦えていることを未来への布石としたい。

 次はホームに戻り、指揮官の古巣でもある浦和との戦いが待つ。移動を挟み再び中3日の日程となるが、ぶれない攻撃的姿勢への自信を深めるため、勝ち点3だけを求めて戦い続ける。

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