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巨人・榑松スカウト部次長が総括 国学院栃木・シャピロ、青藍泰斗・石川、上田西・高寺の3人からインパクト受けた…高校生合同練習会

スポーツ報知
シート打撃で、大学生投手から左越えに本塁打を放った青藍泰斗高の石川慧亮(カメラ・佐々木 清勝

◆プロ志望高校生合同練習会(6日・東京ドーム)

 日本高野連と日本野球機構(NPB)が主催する「プロ志望高校生合同練習会」が、8月29、30日の甲子園に続き、5、6日に東京ドームで行われた。新型コロナウイルスの影響で実力を披露する場が減少した高校3年生が、プロ入りを目指して全力でプレー。巨人・榑松(くれまつ)スカウト部次長が、初めての試みだった計4日間の合同練習会を総括した。

 甲子園と東京D。計4日間にわたって118人もの高校球児をチェックした巨人の榑松部次長は「画期的な企画だったと思う。スカウトはコロナ禍で視察する機会が限られていたし、アピールしきれなかった選手も多かったはず。双方にメリットがあったのではないか」と満足げに振り返った。

 福岡大大濠・山下、帝京大可児・加藤、中京大中京・中山、近江・土田といった有力選手も参加した甲子園に対し、東京Dでは横浜の152キロ左腕・松本隆之介、花咲徳栄のスラッガー、井上朋也らが参加を見合わせた。その中で、国学院栃木・シャピロ、青藍泰斗・石川、上田西・高寺の3人から強いインパクトを受けたという。

 「シャピロはボールに強さと角度があった。石川はちょっと小柄だけど、馬力があってミート力もある。高寺はバットコントロールに優れていて、脚力もレベルが高い。木製バットにも十分に対応していた」

 また、今回の合同練習会で、視察する機会が足りずに指名候補リストに載せられなかった選手を計4人も加えることができたという。「木製バットを使っている選手が多く、参考になった。今後も継続していただけたらありがたい」と、来年以降も引き続き開催されることを望んだ。

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